●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:セクターでは、NVDAの他、Broadcom(AVGO)+4.2%、Salesforce(CRM)+1.8%で情報技術が上昇。First Solar(FSLR)やEnphase Energy(ENPH)らソーラー銘柄も上昇した。公益は電力のVistra(VST) +4.6%の他、AES(AES)+2.1%、NextEra Energy(NEE)+1.9%とクリーンエネルギーが上昇。素材はNewmont (NEM)+4.2%、Freeport-Mcmoran(FCX)+4.0%と金鉱株の上昇が目立った。一方で、ヘルスケアは管理医療のHumana(HUM)が-3.2%で、セクターは朝から下落した。
<US時間外>
◇上昇銘柄◇
CVAC(バイオファーマ): JMP証券はキュアバックの市場アウトパフォームを再確認し、目標価格を18ドルに維持
WGS(臨床関連): 浮動株0.5%相当の56,682株が28ドルでブロックトレード
◇下落銘柄◇
特段目立ったニュースなし
<日本株ADR>
◇上昇銘柄◇
9503(関西電力) 中計の新たな目標を公表。脱炭素への定量的な目標を示した工程表も改定
9022(JR東海) 岐阜県恵那市のリニア中央新幹線のトンネル掘削現場で有害物質検出、周辺井戸は環境基準に適合
◇下落銘柄◇
7911(TOPPAN) 昨日の日本市場では、上場来高値を更新
7012(川重) 潜水艦修理契約で不正疑い、裏金捻出が十数億円に上る可能性
<本日の新聞見出し>
▼NIKKEI Prime▼
・独SAP、CFP算出に基幹システム情報 精度・スピード向上
・生成AIが創る新UI、脳刺激で全身に触感 「CHI」解説
・TOPPANHD、いざ水素へ 「まねできない」電極に19年
▼日本証券新聞▼
・ダイダン 工場、DC新設など追い風 株主還元も強化 DOE4%
・霞が関C、3Q大幅増益 各プロジェクトの進行は順調
・6月小売、夏物好調続く TBASEは一人負け
▼日刊工業新聞▼
・上場企業の個人株主最多 東証、昨年度調査
・グリー ソーシャル事業を統合 完全子会社のグリーライフスタイルと
・KHネオケム PM系製品8日から値上げ
・東海カーボン 半導体装置向け強化 米の黒鉛加工買収
▼化学工業日報▼
・DIC 水性ウレタン樹脂増強 サステナ需要に的 タイ能力3倍に アクリル樹脂にも投資
・旭化成 石化などマテリアル領域 構造改革 総仕上げへ 専門組織立ち上げ 地区視点加味し方向性
・JCU 先端半導体パッケージ向け表面処理薬品 ハイブリッド接合など的 RDLインターポーザ― パネルの強み生かす
<本日の相場>
本日の日本株相場は、堅調に推移しよう。昨晩発表されたISM非製造業指数やADP雇用統計は市場予想を下回った。その後公表された、FOMC議事録では今後の利下げは「データ次第」との見方が示され、相場の下支え材料となった。金利低下などでハイテク株がしっかりだったことも、投資家心理を支えよう。今晩は米国市場が独立記念日で休場となることから、市場参加者は限られようが、日本株の地合いは良好で「閑散に売り無し」となる中、TOPIX・日経平均共に史上最高値が射程圏内に入ろう。
〇循環物色が相場の支えとなろう
足元は、消費関連株が同業他社の好決算や良好な月次をきっかけに再び物色されているほか、米アップルがTSMCへ携帯向け部品の発注を積み増すとの報道を受けて電子部品セクターが賑わいを見せる等、物色意欲が旺盛だ。3日現在の東証プライムの騰落レシオ(25日MA) は、124.29%と「買われすぎ」の水準である120%を突破している。ただ、2023年4月以降のおおよその上限である140%水準と比べるとまだ上昇余地を残しており、循環物色が引き続き相場の底上げにつながろう。尚、国内では、週末にGPIFが23年度の業務概況書を公表する予定。24年度はGPIFの現在の中期目標(5年間)の最終年度にも当たる中、次期基本ポートフォリオで株式のウェート引き上げについて言及があるかも併せて注目が集まりそうだ。
〇縁の下の力持ち「素材・化学株」に注目
物色面では、値上げの再開で業績改善が期待される素材・化学関連株に注目したい。足元では関連企業の値上げが相次いでいるほか、顧客となる企業の「デフレマインド」も改善し始めているもよう。7月に発表された日銀短観(6月調査)では、大企業の仕入れ価格判断のDIが、製造業・非製造業共に2期連続で上昇した。足元では、製品の値上げの内訳が原材料高に留まらず人件費高騰分を含み始めているほか、顧客側からも、値上げに対して容認姿勢が見られ始めている。ヘルスケアや半導体やEVなど、あらゆる新技術を支える「縁の下の力持ち」としても、投資妙味は大きいといえよう。中でも、直近の業績が好調なガス化や、塩ビの市況回復が期待される信越化、浄水技術に強みを持つクラレなどに注目したい。
<材料銘柄>
- MUFG (8306): インド大手銀ノンバンクへの出資交渉が暗礁に-関係者
- 日立 (6501): CFO、数千億円の大型M&Aに意欲-低収益事業の売却も継続
- アステラ薬 (4503): ブラックロックJなどの株持ち分が7.5%に低下-変更報告
- エーザイ (4523): 「中立」に格下げ、目標株価は7200円-BofA
- ニトリHD (9843): 「中立」に格下げ、目標株価は1万7500円-ゴールドマン・サックス
- 資生堂 (4911): ブラックロックJなどの株持ち分が7%に低下-変更報告
- 安川電 (6506): ブラックロックJなどの株持ち分が6.7%に低下-変更報告
- エムスリー (2413): ベイリーGなどの株持ち分が5.7%に低下-変更報告
- トレンド (4704): 「中立プラス」に新規格付け、目標株価は7900円-水戸証券
- ABCマト (2670): 通期営業利益予想据え置き、市場予想下回る
- 京成 (9009): 総会、オリランド株売却含む英ファンド提案を賛同率30%で否決
- NPNEX (9147): ブラックロックJなどの株持ち分が5.9%に低下-変更報告
- DMG森精 (6141): グローバル・アルファの株持ち分が4.1%に低下
- 住友化 (4005): ブラックロックJなどが株を5.1%保有-大量報告
- サイゼリヤ (7581): 「買い」に格上げ-いちよし経済研究所
- ホギメディ (3593): NAVなどの株持ち分が13.4%に上昇-変更報告
- GMOIG (9449): 「買い」に格上げ-ジェフリーズ
- すかいHD (3197): 6月既存店売上高+16.1%
- アインHD (9627): インテリア・雑貨の「フランフラン」を買収、約500億円
- アスクル (2678): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- ワールド (3612): 連 1Q 税前 +15.5% 63.82億円(IFRS)
- 6月既存店売上高+10.6%
- ハイデイ日 (7611):6月既存店売上高+13%
- ヒトコミュ (4433): ゴーディアン・キャピタルが株式を保有-大量報告