●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:セクターでは、コミュニケーション・サービスがAlphabet(GOOGL)+2.7%、Meta Platforms(META)+2.3%で上昇。NVDAが主導して情報技術が上昇。Kla Corp(KLAC)+3.0%、Lam Research(LRCX) +2.8%、Applied Materials(AMAT)+1.9%と製造装置も上昇した。一方で、不動産は売られ、構成銘柄31社すべてがマイナス引けとなった。素材はAlbemarle(ALB)-3.8%、Celanese(CE)-3.3%、Eastman Chemical(EMN)-2.7%と化学中心に下落。資本財・サービスも下落した。
<US時間外>
◇上昇銘柄◇
RIVN(自動車メーカー): 独VW、米リビアンに50億ドル投資へ、次世代EVを共同開発
◇下落銘柄◇
RGS(美容院運営): 債務借り換えの一環として、2社からああ棚シニア担保付信用枠を確保との報道
WVE(バイオ医薬品): ハンチントン病治療薬の初期段階試験の結果が事前情報よりも好感されず
<日本株ADR>
高安まちまち
◇上昇銘柄◇
6857(アドバンテスト) 中長期経営方針公表、総還元性向は3年合計50%以上を目処
1801(大成建) BofAが”買い”に格上げ
◇下落銘柄◇
6366(千代化建) 本日発表予定の決算で24年3月期は160億円の赤字転落になる見通し
<本日の新聞見出し>
▼NIKKEI Prime▼
・JERA・トヨタ、複数種のEV電池で蓄電システム 廃棄対策
・積水化学、「貼る」車塗装でCO2半減 両面テープ技術応用
・Apple、生成AIでUI革新 30年以上前の夢物語が現実に
▼日本証券新聞▼
・しまむら、堅調発進 1Q売上高は過去最高
・eMAXIS Slim米国株式、5兆円突破 今夏にも投信史上最高値に 新NISAが追い風
・ミヨシ油脂、6年半ぶり高値 大幅上方修正を好感
▼日刊工業新聞▼
・レンゴー、6割増強 生分解性フィルム 脱プラ需要拡大
・日立建機が兵庫-茨城 専用コンテナで鉄道輸送
・ヨコオ、L6アンテナ 国産衛星測位「みちびき」対応
▼化学工業日報▼
・旭化成 電解水素拠点 年度内詰め 川崎候補 オールグリーン化
・太陽光パネルリサイクル 義務化機運、新法が選択肢 技術ある業者 どう選別
・ユニット型AC-DC電源 電力密度3倍に TDK
▼日経MJ▼
・億ションに住む。それが投資 「いずれ売却」念頭に購入36% 海外マネーも2,000戸分流入
・決済端末「Square」日本攻める 商品拡充、ソフト提案に課題
・冷食で本格パスタ ピエトロ、高価格帯で攻め ドレッシングに続く柱に育成
<本日の相場>
本日の日本株相場は、堅調な展開となりそうだ。昨晩の米国市場ではNYダウが6営業日ぶりに反落した半面、ナスダックは4営業日ぶりに反発となるなど、全般は底堅い動きとなった。直近の株価下落が市場全体に影を落としていたエヌビディアも大幅反発となっている。エヌビディアについては、上期末に伴うリバランスなど、需給的な要因が株価下落の背景とみており、中長期的な上昇トレンドに変化はないだろう。今週は引き続き、需給主導による乱高下に「巻き込まれる」可能性はあるものの、あくまで一時的な要因であると捉えたい。
〇NT倍率の低下が示唆することは?
昨日の日経平均は後場に上昇幅を拡大し堅調な動きとなったが、それ以上に強い動きを見せたのがTOPIX(+1.7%)だ。直近では日経平均の上値が重い半面、TOPIXは底堅い推移となり、昨日時点のNT倍率(日経平均/TOPIX)は14.05倍まで低下している。NT倍率は、日経平均が40,000円を超えた3月上旬にかけて、一時14倍台後半まで上昇した。ただ、当時は日経平均寄与度の大きい値がさの半導体関連株が上昇を牽引し、やや歪な側面もあった。足元のNT倍率の低下について、筆者は前向きに捉えている。TOPIXは1989年12月に付けたバブル時の史上最高値(2884.80ポイント)を依然として下回っている。今後、年後半にかけてTOPIXの出遅れ修正が継続する可能性があるだろう。日経平均の「見た目」だけを見ると、ここ数ヵ月の日本株相場はパッとしないが、TOPIXの上昇に伴う相場全体の底上げに期待したい。
〇金融関連株への資金流入が続こう
上述の通り、TOPIXの強い動きが継続するとの前提に立てば、牽引役は銀行株をはじめとする金融関連株となろう。実際に、昨日の業種別株価指数の騰落率を見ると、保険(+4.3%)、銀行(+3.4%)、証券(+3.3%)の上昇が目立つ。本日の一部報道では、7月の日銀政策決定会合において、「国債購入の減額計画と利上げの同時決定」に対する市場の予想が強まっていると報じられている。あくまで思惑先行ではあるものの、当面は金融関連株が物色の中心となる展開が続きそうだ。
<材料銘柄>
- トヨタ (7203): 前期にANA、JR東日本やハモニックなどの株式売却-有報
- トヨタ会長の前期報酬16億2200万円、前の期比62%増
- ダイハツ3車種が基準不適合と国交省
- ソフトバンクG (9984): AI利用の医療データ解析サービスを開始へ-日経
- アドテスト (6857): 総還元性向は3年合計50%以上めど、24-26年度中計
- 三井住友TH (8309): 「イコールウエート」に格下げ-モルガンS
- 大林組 (1802): 「買い」に格上げ-BofA
- 大成建 (1801): 「買い」に格上げ-BofA
- 長谷工 (1808): 「アンダーパフォーム」に格下げ-BofA
- めぶきFG (7167): 「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
- 大塚HD(4578): 抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」、米FDAが申請受理
- 日産 (7201): 中国合弁、NEV巡り今後3年で2200億円以上投資-証券日報
- 日本オラクル (4716): 単 通期 営利 +7.3% 798.20億円
- 配当予想修正
- 邦ガス(9533)、中部電 (9502) : 電力・ガス監視委、東邦ガスと中部電力ミライズへの業務改善命令勧告
- スギHD (7649): 1Q営業利益、市場予想下回る
- 三浦工 (6005): 「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
- 日産化 (4021): 「アウトパフォーム」に格上げ-岩井コスモ証券
- 朝日インテ (7747): 「アウトパフォーム」に格上げ-水戸証券
- 鴻池運輸 (9025):「中立」に格下げ、目標株価は2550円-大和証券
- ライフ生 (7157): ありあけキャピタルが株を5%保有-大量報告
- 日ガス (8174): 30億円上限に自己株取得へ
- サワイGH(4887) : 330億円上限に自己株取得へ-全株を消却予定
- インフロH (5076): 社債型種類株式発行へ、総額1000億円