株式市場オーバーナイト概況(2024年6月25日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:セクターでは、エネルギーが上昇。探鉱・生産のApa Corp(APA)+4.5%Devon Energy(DVN)+4.0%、 油田サービスのBaker Hughes(BKR)+4.5%。金曜に売られた金融は、Goldman Sachs Group(GS)+2.7%Citigroup(C)+2.3%と大手銀中心に反発した。公益も反発。一方で、情報技術はNVDA-6.7%と大幅続落の他、Super Micro Computer(SMCI)-8.7%Qualcomm(QCOM)-5.5%AI関連半導体が続落。SOX指数は-3.0%。一般消費財・サービスは、Amazon.com(AMZN)-1.9%、カジノホテルのLas Vegas Sands(LVS)-2.3%


US時間外

 

◇上昇銘柄◇

RXRX(バイテクノロジー): バイエルに複数のデータパッケージを提供し、最初の共同腫瘍学プロジェクトを開始

 

◇下落銘柄◇

SEDG(太陽光発電): 同社に約1140万ドルの債務を負っている顧客であるPM&Mエレクトリック社が最近、連邦破産法第7章の適用を申請したと発表


日本株ADR

SOX下落で半導体関連弱い

 

◇上昇銘柄◇

3659(ネクソン配信ゲームが中国で記録的ヒット、1か月で430億円の売上げ

9697(カプコン) UBS証が買いに格上げ、 PT 3,300

 

◇下落銘柄◇

4902(コニカミノルタ米国で一部事業の売却を発表


本日の新聞見出し

NIKKEI Prime

EVの「音づくり」 ステランティス、排気音再現に6000時間

・三井物産、UAEで低炭素アンモニア 年100万トン

NTT、スマホ回して手足の器用さ測定 スポーツや医療に

 

▼日本証券新聞▼

・スタートアップ インパクト投資支援 グロース市場の上場維持基準検討へ

・アニコムHD ソニー損保と業務提携 ペット保険と共同開発

・ノバレーゼ 新高値 TKPの持分法適用会社に

 

▼日刊工業新聞▼

・住化が新レジスト 次世代EUV露光向け 金属材料使わず

・防衛省 高性能機械導入に補助 装備品計画、中小参入促す

SCSK 証券業務基盤で提携 トレードワークス

 

▼化学工業日報▼

・全固体電池電解質 量産へ 小大2段階で体制 三井金属

・味の素 ファンデの成形性改善 マイクロプラビーズ代替

・バイオマスPE配合 TDKが電波吸収体


本日の相場

本日の日本株相場は、底堅い展開を想定する。昨晩の米国市場は、主要3指数がまちまちとなった。エヌビディアなどの半導体株やハイテク株が売られた一方で、相対的な出遅れ感のある景気敏感株やディフェンシブが買われた。本日の日本株は、昨晩の米ハイテク株安を受けて、朝方から弱含みでのスタートとなろうが、下値は限られよう。

 

〇月末月初は需給動向に注意

6月末から7月初めにかけては需給動向に注意を払いたい。東証は「自己株式取得に関するガイドライン」において、決算期末日以前の5営業日の売買動向について「注視」する方針を示している。実際、四半期末の最終週に当たる12月第4週、3月第4週は事業法人が売り越しとなっている。今週は企業の自社株買いが減少することが想定されよう。また、27日にはTOPIXのリバランスが実施され、トヨタ、KDDI、三菱地所などに比較的大きな売り需要が発生する見込み。トヨタはTOPIXのウェイトが最も大きい企業であり、TOPIXの上値を抑える要因になりそうだ。加えて、7月上旬には国内の主要パッシブETFの分配金捻出に伴い、日経平均株価とTOPIXの合計で1.2兆円から1.3兆円程度の売り需要が発生すると試算されている。もっとも、こうした需給要因は一過性であり、今週を通過すれば企業の高水準の自社株買いが「復活」する可能性が高く、過度な懸念は不要であろう。日経平均株価は、レンジでの推移が継続しているが、需給要因で下落する場合には、主力の大型株を中心に押し目を拾っていきたい。

 

〇小売企業の決算発表が本格化

昨日引け後には、しまむらが25/21Qの決算を発表。今週以降、小売企業を中心とした2月期決算企業の決算発表が本格化していく予定で、決算を受けた個別株物色の動きが見られよう。足元の低調な経済指標の発表を受けて、消費関連銘柄に対する期待値はやや低下していると見られるが、年の後半には実質賃金のプラス転換などを背景に、消費の回復が期待されることから、消費関連の銘柄は中期的なスタンスで注目したい。


材料銘柄

  • 三井物 (8031): 三井住友海上と三井住友銀、海外市場で三井物産株を売り出しへ
  • みずほFG (8411): 米国でバンカー増員-グリーンヒル買収生かし事業拡大へ
  • パナソニック (6752): 連 通期 税前 +34.4% 4,252.39億円(IFRS)(訂正)
  • ネクソン (3659): 「買い」に格上げ-UBS
    • 「アラド戦記」、中国で記録的ヒット-1カ月で430億円
  • オービック (4684): 「中立」に格下げ、目標株価は21900円-SBI証券
  • カプコン (9697): 「買い」に格上げ-UBS
  • スクエニH (9684): 「中立」に格下げ-UBS
  • しまむら (8227): 連 1Q 営利 +0.3 145.79億円
    • 6月既存店売上高 + 3.7
  • セガサミH (6460): 「買い」に新規格付け-UBS
  • サイバーA (4751): 「中立」に格下げ-UBS
  • コエテクH (3635): 「中立」に新規格付け-UBS
  • 東邦HLD (8129): 3Dインベストメント・パートナーズが株を保有-大量報告
  • ダイセキ (9793): 「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
  • 壱番屋 (7630):  1Q 営利 -13.7% 10.86億円
  • エクセディ (7278): シティインデックスイレブンスなどの株持ち分が上昇
  • 芝浦機械 (6104): 2Q 連 業績予想修正
  • 竹内製 (6432):「中立」に格下げ、目標株価は5300円-SMBC日興
  • 山一電 (6941): NAVなどの株持ち分が5.3%に低下-変更報告
  • 村上開明 (7292): NAVなどの株持ち分が6.6%に上昇-変更報告
  • 神戸物産 (3038): 5月売上高 + 10.2

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