株式市場オーバーナイト概況(2024年6月21日) | kab13の株式投資情報

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レーティング情報などを配信しています。マーケットに対峙する方へ、少しでも情報の上乗せになればと思います。

【サマリー】
●インデックス・イベント(FTSE, S&P, Morningstar)
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

インデックス・イベント(FTSE, S&P, Morningstar)

 

統合データは下記になります。売り買い合計の需給は8,000億円オーバー。

引けは打ち合い、出来高は大幅に増加見込み


CodeNameSideDemand shsBil yenClose PX on Jun 12th
8031MITSUI & CO LTDS8,000,00060.77594
6758SONY GROUP CORPS1,300,00016.913035
8058MITSUBISHI CORPS4,600,00014.63190
6702FUJITSU LIMITEDS5,600,00013.52420.5
8411MIZUHO FINANCIAL GROUP INCS4,000,00012.53063
8802MITSUBISHI ESTATE CO LTDS4,500,00011.72590
6902DENSO CORPS4,500,00010.92406.5
8053SUMITOMO CORPS2,400,0009.84015
4568DAIICHI SANKYO CO LTDS1,700,0009.35422
8001ITOCHU CORPS1,200,0009.27538
CodeNameSideDemand shsBil yenClose PX on Jun 12th
4063SHIN-ETSU CHEMICAL CO LTDB6,300,00038.76145
7203TOYOTA MOTOR CORPB6,300,00019.63116
4901FUJIFILM HOLDINGS CORPB3,400,00012.63724
6273SMC CORPB150,00011.878790
7182JAPAN POST BANK CO LTDB7,600,00011.21478
6752PANASONIC HOLDINGS CORPB7,500,0009.71302.5
6146DISCO CORPB135,0008.865600
8035TOKYO ELECTRON LTDB230,000834950
9531TOKYO GAS CO LTDB2,020,0007.13534
6723RENESAS ELECTRONICS CORPB1,850,0005.83166


US時間外

 

◇上昇銘柄◇

SRPT(バイオ医薬品): 遺伝子治療において、FDAが致命的な筋肉疾患を患うより多くの子供たちを対象に米国で拡大承認

 

◇下落銘柄◇

SWBI(銃器メーカー): 4Q調整後EPS 45c, 予想 36c。しかし、時間外では6%程度の下落


日本株ADR

高安まちまち

 

◇上昇銘柄◇

6976(太陽誘電一昨日、岩井コスモ証が投資判断引き上げ、PT 3,500⇒4,000円に

7012(川重地下シェルター用換気装置の実証開始、製造へ

6849(日本光電) SMBC日興がPT上げ、3,800⇒4,200

 

◇下落銘柄◇

7202(いすゞ自東海東京証がHoldに格下げ、PT 2,680⇒2,180

6146(ディスコみずほ証がPT上げ、 45,000⇒78,000


本日の新聞見出し

NIKKEI Prime

AI半導体、台北で火花 NVIDIAAMDやインテルが挑む

・セガサミーHD、玩具開発に生成AI活用 デザイン案100

・村田製、車Wi-Fi部品5割小さく EV対応でシェア首位堅持

 

▼日本証券新聞▼

IPO初値 タウンズ 公開価格割れ PostPrimeは同値発信→S

・中国関連 ピンチをチャンスに 好発進のユニチャームで勝負

・トレードワークスS高 SCSKと資本業務提携

 

▼日刊工業新聞▼

・経産省が来月新組織 次世代型高速炉研究開発を統括

・国交省が制度見直し 都市鉄道の設備投資促進 運賃上乗せ柔軟に

・航空電子が装置提案 ドローン制御冗長化 2コントローラー搭載

 

▼化学工業日報▼

・住友ベークライト 独研究機関とLiB製作 フェノール樹脂部材提案 来月からデータ取得

・包装材の環境対応に寄与 CKD、成形技術を拡充 蓋・容器の単一素材化など

・三菱ガス化 抗体薬CDMO増強検討 用地確保、能力2倍超

 

▼日経MJ

・商戦は春・夏・夏・秋・冬 三陽商会、夏物5ヶ月/森永製菓、冷菓2面作戦 人冷やして消費冷やさず

Jフロントと浮遊誘う相互送客 タイ百貨店セントラルCEO 「日本ブランド・キャラ紹介」

・パワーカップル、安さより時間 30-50代世帯消費 マクロミル調査 近くのコンビニをフル活用 タクシー利用、一般より多く


本日の相場

本日の日本株相場は、底堅い展開となりそうだ。本日はソフトバンクGや三菱商、伊藤忠など主要企業の株主総会に関心が高まろう。特に、ソフトバンクGに関しては、自社株買いや、今後の大型投資といったアクティビストからの提案に対する孫会長兼社長の姿勢を探る展開となろう。外資系証券による投資判断の引き上げも伝わる中、株主総会をきっかけに、2000年に付けた上場来高値(11,000円)突破となれば、再び日本株相場全体のけん引役になる可能性があり、注目したい。

 

〇物色の裾野が一段と拡大するかがカギに

イベント通過後、日本株相場は手がかり材料が乏しく売買代金の低下が続いている。一方、東証プライム市場の新高値銘柄数は再び増加基調にあるほか、出遅れていた電子部品株や中小型株の一角にも強い動きが見られている。「エヌビディア一強」となっていた米国株市場でも、祝日明けの取引では、ナスダックが8営業日ぶりに反落となる一方、NYダウが約1ヵ月ぶりの高値水

準まで上昇するなど、物色動向にやや変化が見られている。日米共に出遅れ修正の動きが強まる中、物色の裾野が一段と拡大するかに注目したい。尚、日米の金融会合ウィークだった6月第2週目の投資部門別売買動向では、海外投資家が現物株を4週連続で売り越した一方、国内勢が揃って買い越しとなった。海外の売りを国内の買いがうまく吸収する形となっており、今後も下値は限られよう。

 

〇消費関連株に注目

物色面では、6月給与での所得減税、一般企業の夏季賞与の支給が本格化する中、来週から決算発表が始まる消費関連株に関心が向かいそうだ。良品計画やタカラトミー、ユニ・チャームなどは直近の決算の内容もしっかりしており、投資妙味は大きいとみる。そのほかでは、三菱重やNEC、富士フイルムなどの「ゼロイチ」銘柄が強い動きとなってきており注目だ。特に三菱重は地政学リスクに備えた各国の防衛費増のほか、脱炭素・発電関連銘柄としても関心が高まっている。株価も分割や決算発表後に伸び悩んだ後再び上値追いとなっており、追随したい。