●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<US時間外>
◇上昇銘柄◇
NCMI(映画館広告会社): 4Q EPS 24c, 自社株買い1億ドルを発表
◇下落銘柄◇
DLO(フィンテック): 4Q EPS 10cとAN予想 15cに届かず
STNE(金融テクノロジー): 共同創業者、Andre Street氏が退社
<日本株ADR>
◇上昇銘柄◇
9783(ベネッセ) 日本時間の昨日朝に64,200株(2,595円)のブロックトレードを実施
8002(丸紅) 英大手と共同推進するチリ銅鉱山において25億ドルの融資契約に調印
◇下落銘柄◇
4506(住友ファーマ) 大塚製薬との提携契約を締結
5201(AGC) 直近5連騰で売り優勢
<本日の新聞見出し>
▼日経産業新聞▼
・ダイフク、物流効率化は自社から 主力の滋賀事業所に自動倉庫
・トヨタの中途採用、3割超がソフト人材 OTAやプロマネ
・SWCC、技術者育成を半年で 電力コネクター施工、XR実習
▼日本証券新聞▼
・日産が急伸、ホンダは最高値 EV、ソフト開発で提携検討
・カラダノート S高 営業利益が通期予想を超過
・アスクル、続伸 最終益予想を増額、自社株買いも
▼日刊工業新聞▼
・蓄電池製造装置 増強投資を支援 「共同受注」補助要件に
・住友林業、米事業拡大 構造部材、全土で供給
・堀場 異物検出・除去1台で 半導体製造工程検査装置
▼化学工業日報▼
・物流2024年問題 化学業界、実行ステージへ 慣行是正 共同物流 DX 3本柱で着手
・積水フーラー、車向け攻勢 接着剤やバッテリー保護材 EV化など商機に
・ブタジエン高値継ぐ 域内供給減でタイト感 アジア1400㌦到達
<本日の相場>
本日の日本株相場は、底堅い展開となりそうだ。本日は注目の日銀政策決定会合の結果が発表される。ただ、昨晩すでにマイナス金利、長短金利操作、ETF購入の停止が報じられたほか、為替市場の反応が限定的であった点を見ても、市場では織り込み済みと言えよう。他方、市場は「その先」を見据えており、大引け後の植田総裁の会見が注目されることになろう。大規模緩和の解除後は利上げが焦点となるが、それに関するヒントを総裁会見から紐解くことになりそうだ。なお、短期的には銀行株をはじめ、金融株の動向に注意を払いたい。「噂で買って事実で売れ」の相場格言に則れば、金融株はこれまで政策正常化の「噂」で上昇を続けてきた。他方、本日これが「事実」となれば、一旦は利益確定売りが膨らむ可能性もある。前述の利上げに関する織り込みも含め、当面は金融株の動きが焦点となるだろう。
〇半導体関連株は来期業績の動向に関心が高まる
また、昨晩からエヌビディアが主催するAIイベント「GTC」がスタートした。昨晩は新しいAI向けGPU「Blackwell」が発表され、今年後半にも出荷が開始されるようだ。発表内容にサプライズは乏しかったが、時間外でシノプシスなどが上昇しており、半導体関連株の追い風となろう。また、「東エレクの25年3月期の売上高が24年3月期比で2-3割増える公算が大きい」と報じられている。現時点でのコンセンサスは2割弱の増収が見込まれており、市場予想よりも強めの印象だ。半導体関連株については、来期業績の回復度合いに応じて、今後の株価の上値余地が決まっていくことになりそうだ。
〇年度末のIPOラッシュにも注目
その他、21日から年度末にかけては14社が新規上場するIPOラッシュとなる。上場社数は多いが、規模の小さい小粒案件が中心であり、需給懸念は強まらないとみられ、個人投資家を中心に盛り上がりが見込まれる。併せて、IPOインデックス(過去1年以内に上場した銘柄の値動きを指数化)と東証グロース市場指数は概ね連動しており、短期的にはグロース市場への関心が高まることにもなりそうだ。
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https://okanejijyo.com/2024/03/株式市場オーバーナイト概況2024年3月19日/