株式市場オーバーナイト概況(2024年2月20日) | kab13の株式投資情報

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レーティング情報などを配信しています。マーケットに対峙する方へ、少しでも情報の上乗せになればと思います。

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●本日の予定
●本日の決算発表予定

右記はUS休場のため、本日は情報がございません⇒ ●US時間外 ●日本株ADR


本日の新聞見出し

▼日経産業新聞▼

・王子HD「新事業も森から」 磯野社長、薬品や燃料に的 バイオ原料で規模追う 紙と同じ原料で総合素材会社へ

・乾電池も脱・使い捨て パナHD系、再利用で規制先取り

・ダイヤモンド半導体、25年実用へ 性能や大口径化成果次々

 

▼日本証券新聞▼

・「H3」ロケット、打ち上げ成功 三菱重工など大幅高

・タイヤ2社決算明暗 横浜ゴムは最高業績で新高値 ブリジストン、前期減益

・サカタのタネ、大幅高 業績上方修正、自社株買いも

 

▼日刊工業新聞▼

・横河、欧米で連携加速 ブルーオリジンと協業

SCREEN HD フェニックス精工買収 半導体装置部品を強化

・東洋紡、生産システム開発へ 微生物使い界面活性剤

 

▼化学工業日報▼

・日産化学 核酸医薬 開発パイプライン拡充 パートナーと連携 32年度申請へ

・カネカ 頭髪用繊維 品揃え拡充 撥水など機能性付与 開発新拠点も検討

・ステラケミファ 細胞培養容器を本格展開 コート不要、成功率高く パイロット供給体制整備

・メタノール上値重く 原料炭など相場弱基調 駆け込み需要失速

 

本日の相場

本日の日本株相場は方向感に乏しい展開となりそうだ。昨晩の米国市場はプレジデントデーで休場となっているほか、欧州株式市場はほぼ変わらずの推移だった。本日の日本株は新規の材料に乏しい中で、昨日後場の延長線上で小動きに留まりそうだ。

 

〇半導体一辺倒の上昇から相場全体で底上げが進む展開に

今月8日以降の株価の上昇は、英アームや東京エレクトロンの決算を受けて、半導体関連などの指数寄与度の大きい一部の値がさ株が日経平均株価を押し上げる偏った株価上昇となっていた。ただ、先週末以降、高値警戒感から半導体関連の銘柄が利益確定の売りに押される一方で、バリュー株が買われるなど、物色に広がりが見られている。一部の銘柄に偏った相場の上昇はその反動も大きくなるが、物色が広がり相場全体で底上げが進むようであれば、日経平均株価が史上最高値を更新した後も堅調な推移が期待されよう。日経平均株価が史上最高値の更新を射程圏内に捉える一方で、東証プライム上場企業の内、200銘柄強が今年に入ってから既に上場来高値を更新している。個別企業では、バブル期に付けた史上最高値の更新が視野に入ってきた、いすゞ(7202)や三菱倉(9301)などに注目したい。なお、東証は上場企業のIR支援のための専門部署を開設した。東証プライム上場企業の内、英文開示を実施している企業は25%程度に留まっており、東証の支援を機に英文開示に取り組む企業の増加や企業と株主との建設的な対話が促進されるようになれば、日本株のディスカウント解消に繋がろう。

 

〇日経平均高配当株50指数が連日で高値を更新

日経平均高配当株50指数が連日で高値を更新している。昨日実施された金融庁の金融審議会では「国民の安定的な資産形成の支援に関する基本方針(案)」の中で、NISAの積極的な広報活動の展開や金融経済教育の実施などが謳われており、日経平均株価が歴史的な高値圏にあるなかで国内のNISAへの関心は高いとみる。NISAでは海外投信が人気化しているが、国内の個別株では好配当利回り銘柄が選好される傾向にあり、3月期末の権利取りに向けて配当取りの動きが一段と活発化しそうだ。

 


本日の予定

【国内】

・閣議

20年物国債の入札(財務省、1030

・1月の首都圏マンション販売(不動産経済研究所、1400

・1月の主要コンビニエンスストア売上高(日本フランチャイズチェーン協会、1400

 

【海外】

・豪中銀が理事会(2月開催分)の議事要旨発表(9:30

・2月の中国最優遇貸出金利(LPR、1015

・1月の米景気先行指標総合指数(21日0:00

11月~1月期決算=ホーム・デポ、ウォルマート

(注)時間は日本時間