株式市場オーバーナイト概況(2024年1月30日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●本日の予定
●本日の決算発表予定

米国市場動向:Tesla(TSLA)+4.2%の他、クルーズ客船が軒並み上昇。情報技術Salesforce(CRM)+2.8%Adobe(ADBE)+2.7%とソフトウェアの上昇が目立った他、半導体もNvidia(NVDA)+2.4%Enphase Energy (ENPH)+3.6%。コミュニケーション・サービスは今週決算発表を控えたMeta Platforms(META)+1.8%Alphabet(GOOG)+0.9%。ヘルスケアも上昇。一方で、エネルギーは朝から下落、Baker Hughes(BKR)-1.6%Hess(HES)-0.9%

US時間外

 

◇上昇銘柄◇

SANM(電子機器請負製造): 2Q調整後EPS会社予想$1.20~$1.30, コンセンサス $1.09

FFIV(インターネット関連): 1Q純利益6.92億ドルが市場予想を上回る

 

◇下落銘柄◇

APPF(ソフトウェア): 立会内では先週末発表の好調な決算を受けて+2.6%も、時間外では一転売り

 


日本株ADR

USの上昇からすると物足りない値動き

 

◇上昇銘柄◇

9432(NTT) NTTやインテルが光の半導体開発、政府も450億円支援

4666(パーク24) UBS"買い"に格上げ、PT 2,200

 

◇下落銘柄◇

5201(AGC) 昨日の日本市場では52週高値を記録

 

本日の新聞見出し

▼日経産業新聞▼

SCREENホールディングス 半導体洗浄装置の新棟稼働

・ソニー 世界陸上東京大会など支援

IHI、電動化技術で脱炭素後押し

 

▼日本証券新聞▼

・中東不安で原油高続く 石油資源が高値

・アルゴグラフ、上場来高値更新 製造業のIT投資増が追い風

・アシックス、シューズ人気で続伸 女子マラソン・前田選手の日本記録も

 

▼日刊工業新聞▼

・イオン ツルハ株取得へ 香港系と交渉

・不二製油G本社、製販合弁 マレーシアでパーム油

・カゴメ、米社買収 トマト加工、原料安定調達

 

▼化学工業日報▼

・フッ素系樹脂 AGC、中国で川下拡充 コンパウンド生産視野

・信越化学、反転上昇手応え 塩ビ 春需要見込み値上げ ウエハー デバイス在庫が焦点

・奥野製薬工業 新市場・分野に積極進出 シリコンバレーに新拠点 欧で環境対応プラメッキ タイは食品向け素材生産も検討


本日の相場

本日の日本株相場は引き続き底堅く推移しよう。もっとも、日米で10-12月期決算発表が本格化する中、積極的に上値を追う動きも限られそうだ。本日は国内ではOLCやコマツ、ソシオネクスト、米国ではマイクロソフトやアルファベット、AMDと市場でも注目を集める企業の決算が相次ぐ。足元の日本株は、新NISAによる資金流入期待や、海外投資家による日本株買いなど、需給面では追い風が吹く半面、国内は手掛かり材料に乏しいほか、指数はバリュエーションやテクニカル面で割高感が意識されており、一段と上値を追うには材料が欲しい。買戻し一巡後は好決算を発表した企業を個別で物色する動きが中心となろう。尚、本日は衆参両院で岸田首相がその年に取り組む重点政策や基本方針を説明する政府4演説が行われる。「政治とカネ」問題などで支持率の低迷が続く中、「デフレからの脱却」に向けた具体策などが確認できるか注目されよう。

 

〇自社株買いや増配見通しなどが相次ぐかに注目

足元で決算を発表した企業の中には、自社株買いや期末配当見通しの増額修正など、「株主還元策の拡充」を発表する企業が相次いでいる点は見逃せない。東証による資本効率の改善要求にこたえる形で、企業が株高局面でも自社株買いを積極的に行っている点は素直に評価されよう。20239月末時点の上場企業の手元資本が101兆円、自己資本比率が4割超と過去最高を更新する中、「キャッシュの使い道」が今後も注目を集めそうだ。

 

LP(ロープライス)戦略が奏功する小売株に注目

30日引け後の決算では、北陸でドラッグストアを手掛けるゲンキー(9267)の好決算が目を引いた。米ウォルマートと同じく「EDLP(毎日低価格)」戦略を打ち出し、プライベートブランド商品を拡充する一方、無人化レジなどコスト削減に注力することで、好業績を保っている。トップバリュの販売が伸びるイオン(8267 ) やコインズが好調のパルGHD2726)、水・茶・炭酸に絞り商品を展開するライフドリンク(2585)など競合と比べて低価格な商品を展開しながらも企業努力で利益率は一定

の水準を保っている企業は株価も強い動きが継続しており、素直に追随したい。



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