kab13の株式投資情報

kab13の株式投資情報

レーティング情報などを配信しています。マーケットに対峙する方へ、少しでも情報の上乗せになればと思います。

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要な経済指標の発表がないなか、米国株は横ばい圏で取引を開始した。アナリストが投資判断を「アンダーウエート」に引き下げたゼネラル・モーターズ(-4.9%)など一般消費財セクターが安かった一方、公益セクターが上昇。なかでも、AI向け電力需要の拡大期待からビストラ(+5.9%)やコンステレーション・エナジー(+3.7%)など原発関連銘柄の上昇が目立った。その後は、アトピー治療薬の開示データが失望されたアムジェン(-5.5%)などヘルスケアセクターが売られ、NYダウとS&P500は軟調な展開に。原油安を受けて、エネルギーセクターも相場の重石だった。一方、半導体株が支えとなったナスダック指数は、前日終値付近でもみ合いに。終盤は、パウエル議長の演説を控え、様子見姿勢が強まるなか小動きとなり、最終的に主要3指数はまちまちの結果で取引を終えた。



US時間外

マイクロン13%高、TBIOは株価が倍に

 

◇上昇銘柄◇

TBIO(バイオテクノロジー): Beckman Coulter Life Sciencesとの新たなパートナーシップにより、効率的でスケーラブルなバイオファウンドリが誕生し、持続可能で迅速なオンプレミスDNA合成ソリューションが提供されることに

MU(半導体): 1Q調整後収入予想8589億ドル(市場予想83.2億ドル)

 

◇下落銘柄◇

CNXC(ソフトウェア): 3Q決算が予想に届かず、通期収益も引き下げ



日本株ADR

全体的に堅調に推移

 

◇上昇銘柄◇

6849(日本光電NeuroAdvanced社の子会社化を発表、20241129日付け

8411(みずほ) 20251月中旬から他行宛てネット振込を一律110円に引き下げ

 

◇下落銘柄◇

6920(レーザーテックみずほ証が「アンダーパフォーム」に格下げ、PT 19,000円(前回:32,000円)



本日の新聞見出し

NIKKEI Prime

・クルマに生成AI、ソニー・ホンダが開拓 LLMで新しいUI

・メルセデス日本社長「EVは先行投資」 Gクラスで年内導入

・大阪万博、空飛ぶクルマ商用飛行断念 JALANAも見送り

 

▼日本証券新聞▼

・壽屋 アジアにECサイト、米も回復 美少女プラモデル人気続く

・あさひ 連日の新高値 上期は計画上振れ

・化粧品株 中国回復期待で上昇 資生堂、コーセーなど

 

▼日刊工業新聞▼

・ミスミAIで製造パートナー抽出 部品調達を大幅時短

OSG、微細精密加工を開拓 ダイヤ工具M&A加速

・三井金属が商号を変更 来年10

JR九州197駅 スマホで入出場 QRでチケットレス

 

▼化学工業日報▼

・旭化成 中空糸膜 欧米市場に照準 半導体など開拓拠点新設 年平均成長率10%超狙う

・日本発の化粧品素材投入 DIC、顔料を国内初生産 藻類エキスも開発

L&S1㍃㍍以下 超微細配線向けRDL材料 太陽HD26年めど技術確立 CMP対応も imecに研究員派遣



本日の相場

本日の日本株相場は、堅調に推移しよう。好決算を発表した米半導体大手マイクロンが、時間外取引で上昇していることから、日本株市場でも半導体関連株への買戻しが進みそうだ。加えて、本日は9月の権利付き最終日であることから、配当権利取りの動きも期待できよう。一方、年初からの東証プライム市場の累積売買代金は、日経平均株価が38,000~39,000円で最も膨らんでおり、戻り待ちの売りが出やすい。また、今晩は米国でパウエル議長などFRB高官の講演会が相次ぐほか、明日は国内で自民党総裁選の投開票が行われることから、内容や結果を見極めたい投資家は多いだろう。買戻し一巡後は積極的に戻りを試す動きも限られると見ており、日経平均株価は次第に膠着感の強い動きとなろう。

 

〇経済成長への期待が相場の追い風に

昨日OECDが発表した世界経済見通しにおいて、日本の24年成長率が前年比+0.5%(5月時点)→-0.1%(今回)へと引き下げられた。もっとも、地震など一時的な影響で、1-3月期の国内GDPがマイナス成長になったことが主な背景だ。賃上げの進展などを追い風に2025年の成長率は同+1.1+1.4%に上方修正されており、緩やかなインフレを伴う経済成長への期待が引き続き日本株市場にとっては追い風となりそうだ。

 

〇縁の下の力持ち、化学・素材株に注目

物色面では中国当局による追加の景気刺激策を受け、機械や化粧品などの中国関連銘柄の買戻しが進んでいる。一方で、国内では10月に入ると、小売関連企業の決算を皮切りに、主要企業の決算が本格化する。買戻し一巡後は、中国関連銘柄の中でもユニ・チャームや花王など好業績銘柄を選別する動きとなりそうだ。そのほか、化学・素材企業への投資妙味が大きいと考える。原材料コスト下落をはじめ、製品の値上げ浸透や、取引先である企業の景況感改善など、化学・素材企業を取り巻く事業環境は改善が期待される中、同セクターに対するアナリストによる強気・弱気度合いを示すQUICKコンセンサスDIも強い動きとなっている。クラレ(3405)や日触媒(4114)、東レ(3402)など、直近の業績好調組を中心に見直しが進んでおり、改めて動向に改めて目を向けたい。



材料銘柄

  • レーザテク (6920): 「アンダーパフォーム」に格下げ-みずほ証券
  • 日オラクル (4716):  1Q 営利 +20.2% 221.94億円
  • 三和HD (5929): バリューアクトなどが株を5.9%保有-大量報告
  • 日電子材料 (6855): 通期 連 業績予想修正
  • TSIHD (3608): 2Q 連 業績予想修正
  • J-オイル (2613): 中間及び通期 連 業績予想修正

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