結局、最後は連絡先を聞かれ、まだ言うか?と思いながら、
漸く、駅の改札前で解放された。
時刻は21:00。
本当に死ぬかと思った。
自分の人生でこんな事は初めてだ。
今日は間違いなく人生ワースト1位な1日だったと思う。
はぁ・・・。
本当に怖かった。
その後チャリで帰路につくも、
何と表現していいかわからない感情に見舞われる。
要は、自業自得。
この言葉に尽きるだろう。
自分の身は自分で守れ、
昔から何度も教えられて来た言葉だ。
それが、何で出来ない?
もう、自分が馬鹿過ぎる。
幾ら、お父さんより年上で、紳士そうな人であっても、
何の疑いも無く、
見ず知らずの人に付いて行くのは、やっぱりおかしい。
今となっては何とでも言えるが、
その時の私は異常だったんだと思う。
それ以外に弁解の余地無し!!!!!
馬鹿者っ!!!大馬鹿者っ!!!!!
冷静に分析すると、黒髪ロングにジーパン、スエード調の靴、
アーミー調のジャケットと女っ気0で、一人。
大人しい印象与えたのだろう。
また、自分からも話し掛け、事実お茶を奢って貰っている。
はぁ…。
思い返せば、自分に腹立つ事ばかりなので、この辺りにしておくとする。
(続く…)