鳥の思い出

鳥の思い出

鳥と自然を楽しむブログです。神奈川県を中心に活動しています。

大晦日恒例の年間大鳥合わせです。私が2025年、神奈川県内で見聞きした鳥(全200種+外来種6種)のリストを掲載しますぞ。

 

リストの掲載基準

年間リストは2023年に作った基準をもとにつけている。今回一部改めた。

  1. 期間は1月1日~12月31日、範囲は神奈川県内。特例として多摩川は東京都側の河川敷まで含める。海上の鳥は陸から見えたものに限ることにする。
  2. 私自身がリアルタイムで見たか、あるいは声を聞いて同定した種に限る。伝聞、情報、遠隔撮影、遠隔録音などは(その段階では)無効。
  3. 観察会・探鳥会では、メンバーが発見したものも記録に入れることができる。ただし前項目同様、私自身も同定できた場合に限る。
  4. 情報の利用は否定しないが、何かしら問題を感じた場合は記録に入れないこともある。
  5. 各種目録との整合性から、外来種は分けて記載する。
  6. 亜種を1種とは見なさない。ただし日本鳥類目録が改訂されて独立種に格上げされた場合は1種と見なす。
  7. 雑種と考えられるものを1種とは見なさない。雑種は各種目録に入ることはないので、今回から一律に外すことにした。
  8. 写真や録音を必須とはしない。その代わり識別同定は厳密に行っているつもり。
 

2025年神奈川県内個人的リスト

太字下線つきは個人的県内初記録。
添え字をつけたものは、
T:多摩川の東京都側でのみ確認
S:声のみの確認
(ほか後日追加する可能性あり)
 
分類(目) 確認種(目録改訂第8版順)
カモ コクガン、ヒシクイ、マガン、オシドリ、トモエガモ、シマアジ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、クビワキンクロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ(22/小計22)
キジ ヤマドリ、キジ(2/24)
アマツバメ アマツバメ、ヒメアマツバメ(2/26)
カッコウ ジュウイチ、ホトトギス、ツツドリ(3/29)
ハト キジバト、アオバト(2/31)
ツル クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ(4/35)
カイツブリ
 
カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ(4/39)
チドリ 【シギチ35】ミヤコドリ、セイタカシギ、タゲリ、ケリ、ムナグロ、ハジロコチドリ、イカルチドリ、コチドリ、シロチドリ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、オオソリハシシギ、キョウジョシギ、オバシギ、エリマキシギ、ウズラシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、トウネン、ミユビシギ、ハマシギ、チュウジシギ、タシギ、ソリハシシギ、アカエリヒレアシシギ、イソシギ、クサシギ、キアシシギ、アカアシシギT、タカブシギ、ツルシギ、アオアシシギ、ツバメチドリ
【カモメ7】ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、クロハラアジサシ
【トウゾクカモメ2】トウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ
【ウミスズメ3】ウミスズメ、カンムリウミスズメ、ウトウ(47/86)
アビ シロエリオオハム(1/87)
ミズナギドリ クロアシアホウドリ、アホウドリオーストンウミツバメ、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ(5/92)
カツオドリ ヒメウ、カワウ、ウミウ(3/95)
ペリカン ヨシゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、アカガシラサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、カラシラサギT(11/106)
タカ9 ミサゴ、ハチクマ、クマタカ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、トビ、サシバ、ノスリ(9/115)
フクロウ アオバズク、フクロウ(2/117)
ブッポウソウ アカショウビンS、カワセミ、ヤマセミ(3/120)
キツツキ アリスイ、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ(5/125)
ハヤブサ チョウゲンボウ、ハヤブサ(2/127)
スズメ

 
サンショウクイ、リュウキュウサンショウクイ、サンコウチョウ、モズ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ムジセッカT、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、 メジロ、 キクイタダキ、ミソサザイ、ゴジュウカラ、ムクドリ、コムクドリ、トラツグミ、マミジロ、クロツグミ、カラアカハラ、マミチャジナイ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、オオルリ、コルリ、コマドリS、キビタキ、ニシオジロビタキ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ノビタキ、カワガラス、スズメ、カヤクグリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、アトリ、シメ、イカル、ウソ、ベニマシコ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ、コホオアカ、カシラダカ、アオジ、クロジ、オオジュリン(73/200
外来種 コジュケイ、カワラバト(ドバト)、ホンセイインコ、ソウシチョウ、ガビチョウ、ハッカチョウ(6)

 

 

ここ最近の裏探鳥活動

個人的初記録15種のうち、自力で見つけたのはツルシギ、クロハラアジサシ(第一発見ではないが)、ムジセッカ、コヨシキリ、キクイタダキ、カラアカハラの6種。ほかは観察会で上級者に見つけてもらった4種(カモメ、ウトウ、アホウドリ、オーストンウミツバメ)、残る5種は情報を入手して見た。
 
その5種のうち6月28日の記事『こぼれ鳥ひろい隊(裏)』で3種は紹介している。餌の撒かれていたコホオアカは結局数合わせに使ってしまった。弱い。
 
さて、未掲載の2種も写真くらい載せておくことにする。
 
左カラシラサギ(9月7日)、右はコサギ
 
ニシオジロビタキ(12月13日)
 
初記録ではないのだけど情報をたどって見つけた種が4種類。
 
マガン3(11月8日)
一緒にいたというコクガンは見つけられなかった。でもコクガン自体は4月に見ているのでリストには載っている。
 
ヒシクイ(12月13日)
情報ありがとうございました。
 
クビワキンクロ雌(12月30日)
 
ミコアイサ雌(12月30日)
 
12月30日は普段あまり行かない公園を3箇所ハシゴして、年内未記録の2種を拾ってきた。このミコアイサ雌をもって、外来種も雑種も含まずに年間ちょうど200種を記録することができた。
 
数え間違ってたらごめんなさい(^^;;
 
多摩川の都県境界を曖昧にしているのは自分でもインチキくさいと感じていて、できればあと3種、確実な県内で揃えたいところだったがわずかに叶わなかった。ただいずれにしても、過去最多種を記録したことは間違いない。分析や今後の展望については年明けしばらくしてから書こうかなと思ってはいるけど、お約束まではしない(笑)
 
 

2025年の感謝

今どこで何を見られるかという、情報源としての利用価値は当ブログにはほとんどない。にもかかわらず訪問してくださる同好や読者の皆様はとても物好き(注:最高の賛辞)だと思います。私の鳥探しは自己完結的な趣味であり、単に記録の整理なら公開する必要もありません。となるとやはり共感やご意見が欲しいからこそ書いているわけで、実際にそれをいただける私は幸せ者です。というまわりくどい感謝を述べて2025年最終投稿といたします。
 
ではまた!
 

だいぶ間を空けてしまったのでまず軽く最近の活動記録から。


12月13日はネット上で漁った県内情報を確かめに行った。その手の裏探鳥成果はほとぼりが冷めてから報告するか、あるいはそっと年間記録に載せるだけで処理するのを当ブログでは習わしとしている。


12月20日は冬鳥ポイント開拓を進めるべく相模原市の山方面へ出かけた。結果は不調。昨年からの流れでアトリ科ホオジロ科の一発とキバシリを狙っているのだけど、どうもエリア的に外している気がする。再考を要するね。ツグミやシメは多かったし、クロジ、ルリビタキ雌タイプ、カヤクグリは見たのだけど。雨がちだったのもあり一枚も写真を撮っていない。


というわけで、そこそこの記事を書けるのは結局マイフィールド多摩丘陵くらいということになる。


★★★


12月21日、川崎市。雲の厚い週末だったが日曜は雨が止んだ。遠出をする余裕もないし、朝から近場の様子を見に行った。


めずらしくアオバトの声が聞こえてきた。ほとんど姿を見せてくれない鳥。期待せずに尾根道を進むと、それがなんと真っ正面に止まっていた。

背伸びしてもしゃがんでも枝が被る。こんな状況でもせめて目玉の写った証拠画像を得たくなるのが人情。慎重に一歩を踏み出すも、むなしく飛ばれてしまった(涙)



小鳥の集まるハリギリの実。前回はメジロが密集していたのだけどこの日はまばらだった。


キクイタダキはおそらく複数滞在していて、見かける機会は多い。相変わらず鮮やかな菊の紋章を撮るのは難しい。


ウグイスが林縁に現れたので久々に撮ってみた。今年はルリビタキの青い雄をまだ見かけない。林床派のトラツグミ、ミソサザイは12月初頭に見かけてから消息を絶っている。


★★★


メインの大公園から出て、周辺の農地と川沿いを歩きつつ家へ帰る途中、妻から写メが送られてきた(厳密にはLINEね^^;)。庭にツミが現れたという!


お、雌だね。自宅周辺で見かけるのはたいてい雄で、雌はめったに見ない。すぐ前の道を人が歩いても気にする様子はなく、3、4分はこの枝に止まっていたようだ。

帰宅時ツミはいなかったが、ドヤ顔のツマはいた(笑)コーヒーなんか飲みながら庭を気にしていると、約1時間後。茶色っぽい背中の鳥がまさにさっきツミの止まっていた横枝のあたりを抜けて、向かいの家の脇に下りた。

そーっと玄関を出たところで、塀の上に止まっているツミ雌成鳥を確認した。しかも何か掴んでいた。

羽毛の感じから獲物はヒヨドリのようだった。


ハシブトガラスが頻繁に現れ、奪われまいと警戒していたのかなかなか食い始めなかった。10分前後。食っている間もしきりに周囲を見回していた。手前の道路を人が歩いても気にするそぶりはなかった。


ツミが自宅周辺で狩りをしていることは出現状況や痕跡から明らかだったが、生の捕食現場はそうそう見られない。よそのお庭をくまなく見てまわるようなことはできないからね。


ツミの思い出をひとつ。再編集したのでよかったらお読みください。鳥探しをしているとこういうこともあるんですよ。



★★★


さて、今年も残すことわずか。ちなみに個人的神奈川県内年間リストが12月27日時点で198種+外来種6種と最高記録をすでに更新している。冒頭えらそうなことを書いた裏探鳥の貢献が実は大きい。笑。こうなったらあと2種類追加しておこうかな。ではまた!



更新間隔が開き気味になってきた(・_・;

でも地元多摩丘陵のフィールド通いは変わらず続けている。この間いくらかあった初認や観察記録を簡潔に記しておく。


前回紹介したウソの声はほぼ毎朝聞いているし、キクイタダキもたびたび見てはいるが、なかなか撮影には至らない。ヒガラと、林床系のミソサザイやトラツグミは記録が途絶えている。もっとも出勤前の短時間では見落としや聞き逃しもあるだろう。


12月9日、池が何やら騒がしかったので慎重に近づくとオシドリが来ていた。少なくとも雄6雌4くらいはいたと思う。


オシドリは10月上旬に初認し、12月に再認するというのがここ数年のパターンとなっている。同じ群れなのか、別の後続なのかはわからない。いずれにしても滞在はめったになく、その日限りのことが多い。


そして、オシドリを狙っていたファインダーにトモエガモが入った。わかりにくいかな。確認できたのはこの雄1個体のみ。昨年の初認は12月5日だったのでほぼ同じ時期に来たことになる。



翌10日は残念ながらオシドリ、トモエガモいずれの気配もなく、普段どおりの静寂の池に戻ってしまった。その後も再認はない。



12月11日。別の池にホシハジロの雌が入った。

こちらは比較的オープンな池。ホシハジロの雄は昨年今年と複数滞在していたのだが、雌はかなり久々に見た。


紅葉を映す水面に浮かぶホシハジロ雄。
でもなんか映えないなあ(´・ω・`)


12月13日はカシラダカを初認した。
谷戸の草地環境が貧弱なこともあり、毎年来てくれるとは限らない。昨年に続いて定着してくれるかどうか。


柿の実も残りわずかになってきた。柿以外では最近ハリギリの実が人気で、メジロ、ヒヨドリ、そしてルリビタキもよく食べに来ている。



12月16日、ハリギリの実にいつになくメジロが密集していたので撮影しようと準備をしていたら、ヒヨドリが来てメジロが分散してしまった。あ〜あ、それなりに映えたんだけどな…


舌打ちも束の間、そのヒヨドリも含めて、そこら辺にいた鳥たちがみんな大騒ぎで退避した。ハイタカが急襲してきたのだった!その時点で狩りの成否は不明だったが…


再び現れたハイタカは何も持っていなかった。頬から胸腹にかけての鮮やかな赤味からして雄成鳥であろう。眉斑があり、虹彩が橙色の雄成鳥は新顔とみた。姿も動きもなかなか派手。また現れることを期待しよう。



12月17日。前日ハイタカが現れた付近を同時刻に通るのなら、再認を想定したほうがよい。


ほら、本当に止まっている!

しかし!?


ハイタカはハイタカでも、前日の雄成鳥とは別個体だ。毎年越冬にやって来る、なじみの雌成鳥に間違いない。2021年2月に幼鳥の姿で初認し、6シーズン目に入ったと考えている。


春の終認は3月18日で、ちょうど9か月ぶりの登場。夏は山地か北方で営巣繁殖し、育雛を終えてわが谷戸へ旅して来るのだと思う。


バードウォッチングという趣味に「推し活」的な側面があることは皆さんのブログなどを読んでいるとよくわかるけど、私自身はハイタカ推しだったことを完全に思い出した。今シーズンも冬鳥ポイント開拓と並行して、推し活も続けていくつもりである。


ではまた!