籔内佐斗司の作品に初めて出会ったのは、
島根県立美術館での宍道湖うさぎであった。
小さくても、連なりがもたらす存在感があり、
今にも動き出しそうなほどの躍動感があった。
建物と広場とウサギの関係に心うばわれた。
博多の街中にもいくつか作品がある。
童子をモチーフとした姿はかわいらしく、
コミカルに動き回る様子は楽しそうで、
ゆったりと優しい顔立ちに心洗われる。
走る童子 ANAクラウンプラザホテル 福岡
縁結び七福童子 JR博多シティ つばめの杜ひろば
和顔施合掌地蔵 JR博多シティ つばめの杜ひろば
そして、
関西のゆるキャラのレジェンドといえば、
せんとくん である。
こちらも薮内氏の作品である。
奈良の特徴を、この上なくとらえている。
はじめて見る人は、・・・・となるが、
見れば見るほど、愛着がわいてくる。
まだまだ、薮内氏の作品は各地にあるので、
機会があれば、足をのばそう。
次は、福岡グランドハイアットのうさぎかな。
こちらは、財布とじっくり相談してからにしよう。