雪まつりの思い出 | Kaal Blog

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今日から札幌雪まつりですね。

コロナも5類になってから

久しくフルパワーの雪まつり。ということで

先ほど会場前を通りかかりましたが

大通り会場は、なかなかカオスな状態でした。

 

地元の人は

「雪まつり」と「よさこいソーラン祭り」

という二大イベントには「興味がない」と

いう人も少なくないが、とにかく

街が賑わう。というのは

本当に良い事だと思う。

 

この雪まつりの思い出といえば

個人的には

それこそ「仕事」で。

最初入社した写真スタジオで

「ポストカード」の撮影。と、いうのを担当しました。

と、いうのが驚くほど大変ハードで

未だ鮮明に記憶に残っております。

 

僕の頃はまだ撮影もアナログな時代で

今のようにデジタル撮影機器というのは無く

印刷に適した「ポジフィルム」と、いうを

使用し撮影しておりました。

そのフィルムは

撮影したら「現像」というのが必要で

それはまた行う専門業者というのがいた。のですよね。

 

基本的に「雪像」は開催前日に

完成するもんだったので

(今はわかりませんが)

前日は早朝から夜まで

完成するタイミングを見計らい

雪像に張り付いている状態でした。

そしてその写真は、次の日の開催には

「ポストカード」として土産屋に並んで

いないとダメなものだったので

撮影し次第、色んな業種の方の作業を介し

夜を徹して、商品に仕上げておりました。

 

数人でチームを組んで

無線を使って

各会場をローテーションしていたのですが

その当時のカメラ機器というのは

また大変重たく、そして

それを支える三脚。というのも

ベラボウに重くて、

加え、脚立やカメラバックを担ぎ

走り回り本当にハードでした。

 

で、夜のライトアップもまた

クレーンを使ったり、何なり、、

今は。もうやりたくないですねー。(笑

 

でも、なんというか

アナログの時代のそういった特殊な仕事って

今より「連携」をより必要としていて

勤めはじめの頃はまだ

会社に携帯電話もなかったので。

本当に緻密なチームプレイが必要とされる

仕事でした。

当時の写真機器は撮影してから

現像してみないと

ちゃんと適正な明るさで

写っているか?わからない時代だったので

そういった超急ぎの仕事は

「ミス」が許されず

個々の「技術力」と「責任」というのが問われていましたね。

 

今はデジタルの時代で「勘」に頼って写真を撮る。

と、いうことも

少なくなりましたが

それでも、僕はアナログ時代があるから

デジタルで表現できる部分が大きい。と

思ってやっています。

 

ま。

どっちでも良いと思います(笑

 

とりあえず自分の事務所の駐車場にも

巨大雪像滑り台を製作しておりますので(笑

そちらの方にも足を運んで頂きたいな。と

願っております。

 

 

話は変わり

本日2月4日から

2月11日まで

シアテル札幌(F45ビル3F)で

短編映画の上映会がございます。

 

 

その上映会にて

私の2021年度の短編作品である

「私にティッシュをください。」も

約一週間。連日上映されております。

 

 

 

こちらの施設は映画館では無くて

基本「イベント会場」のようなのですが

事前予約もいらず

入場無料。となりますので

是非、お気軽に足を運んでみてください。

そして

立地的に観終わったら

美味しいものでも食べてください(笑

最近オープンした「ココノススキノ」

も近い。ですので。

 

「Short Film SHOWCASE VOL.1」

場所:シアテル札幌ホワイエ

札幌市中央区南4条西5-8F-45ビル3階

期間:2024年2/4日〜 2/11日(札幌雪まつり期間中)

19時〜