2024年映画9本目は2024年公開イギリス制作
「哀れなるものたち」
【超ざっくりストーリーは】ネタバレ
天才外科医は川へ飛び込み自殺した妊婦に身籠っている胎児の脳を移植します。
体は成人、脳は赤ん坊ですがアッという間に脳は成長し、天才外科医の助手と婚約しますが弁護士と駆け落ちします。
なんやかんやで売春婦となりますが天才外科医と助手のもとへ帰ります。
助手との結婚式の最中に、主人公の元旦那により連れ戻されます。
こいつが狂人的なモアハラ男で天才外科医の助手と主人公により山羊の脳に移植されてしまいます。
【感想は】
なかなかショッキングな映画だぞッ!でもこれを無修正でOKなんて映倫も大人になってきたな!で、82点!
10時20分に「鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ」を見終わります。
そしてポップコーンを買って、引き続き10時35分上映開始の「哀れなるものたち」を観ます!
パルコの無料駐車券も合計6時間分もらいました。
映画館ではしごで観るってたぶん初めてです。
幼児の行動からだんだんと理路整然とした女性になっていく様の描き方は見事です。
舞台は主にイギリスですが、時代は恐らく産業革命後(18世紀後半~19世紀)のような感じです。
天才外科医は死んだ妊婦に胎児の脳を移植するだけあって狂人です。
犬+鶏やアヒル+山羊やらを作って家で飼っています。
馬車は生きた馬の首を付けた蒸気機関の馬車です。
時代も19世紀っぽくもあり荒廃した未来っぽくもあり不詳です。
映像もモノクロと色彩がハッキリした超広角の画角で撮られていて独特の世界観です。
主人公は体が大人で脳が幼児なので倫理観や社会通念が育たないまま性に目覚めるので人前でキュウリやトマトで一人上手をやっちゃったり、あんなことやこんなことをヤリまくるし、男性のチンコは無修正なので、アマプラやらネットフリックスで観られるようになっても家族団らんじゃ観られないです。
男女ともの股間を今まではボカシを入れた作品が多かったですが最近はボカシが入っていない作品が多く見受けられます。
ボカシが入っていない方が自然で良いです。
この作品もボカシなしで主人公がチンコをつまむシーンもあったりします。
出てくる人はほぼ狂人ですが、ラストは狂人なりにハッピーエンドです。
この主人公と関係のある男は、題名のごとくみんな「哀れなるものたち」です。
深いなぁ~。