2022年読書3冊目は白石 あづさ著
「世界のへんな肉」
あらすじは
キリン、ラクダ、ビーバー、トナカイ……
あいつもこいつも
食べちゃった!
世界放浪おもしろ肉エッセイ!
世界は広い。ところ変われば、肉も変わる。
100以上の国を旅して味わった、日本では食べられない動物たち。
- 乗るより食べたいラクダのケバブ(エジプト)。
- ワインと合わせたビーバーのプラム煮込み(リトアニア)。
- 恋する女子大生が大好きなヒツジの脳みそサンドイッチ(イラン)。
- コラーゲンたっぷりでお肌プルプルになるアルマジロ(グアテマラ)。
- サンタさんの友達トナカイは、カルパッチョにして食べてしまう(スウェーデン)。
旅のおもしろさは、いい人も悪い人も、おいしい肉もまずい肉も、
ぜんぶひっくるめて“出会い"にある。
楽しい旅と忘れられない味の記憶を
直筆のかわいいイラストと共に綴る、めくるめく肉紀行!(Amazonより)
感想は
なかなか普通では食べられない肉の感想が書いてあります。
本全体も薄くて、読みやすい文章なので寝る前に2~3章を読んで寝るにはちょうどいいです。
でもサクッと読みやすい分、驚きなどはちょっぴり少ないです。
【ユーラシア篇】
- 水牛(インド) インド人も牛を食べる? 「悪魔の牛カレー」とは
- ヒツジ(イラン) 恋する女子大生も大好き 「ヒツジの脳みそサンドイッチ」
【アフリカ篇】
- ラクダ(エジプト) 乗るより食べたい? 「ラクダのケバブ」
- キリン(ケニア) サバンナレストランでもらった「キリンのジャーキー」
- ダチョウ(南アフリカ) 恐怖のダチョウ リベンジは「ステーキ」と「オムレツ」で
- ガゼル インパラ(ケニア) チーターも大好物? 「サバンナの天使の煮込み」
- ウサギ(ウガンダ) 湖に浮かぶ島で暮らす魅惑のぶちウサギ
【中南米篇】
- リャマ アルパカ(ペルー) インカ対決 「リャマのトマト煮」vs「アルパカステーキ」
- ヨロイナマズ(ブラジル) アマゾン川グルメ紀行 呪われた「ヨロイナマズの味噌汁」
- バッファロー(ブラジル) 開拓者の味? 密林の「バッファローステーキ」
- アルマジロ(グアテマラ) お肌に効く!? 「アルマジロのブラウンシチュー」
- イグアナ(エルサルバドル) その無表情がクセになる 「イグアナのスパイス炒め」
【ヨーロッパ篇】
- 雷鳥(スウェーデン) 山のアイドル 禁断の「雷鳥ロースト ブルーベリーソース」
- トナカイ(スウェーデン) サンタの友達はうまいのか? 「トナカイのカルパッチョ」
- ビーバー(リトアニア) バルトで出会った川の働き者 「ビーバーのプラム煮込み」
【アジア篇】
- ヤギ(インドネシア) オバケのささやきと「ヤギの脳みそスープ」
- カエル(マカオ) おしゃれな漢方スイーツ? 「カエルのココナッツミルク」
- カブトガニ(中国) セレブな気分で“カニ"三昧? 「カブトガニの唐辛子炒め」
【日本篇】
- ワニ(静岡) 背中のゴツゴツを煮込んだ「ワニカレー」やいかに
もう30年くらい前になりますが、東京都町田市に「サハラ」って言う田舎から出てきたばかりの私には十分オシャレさんな大きなバーがありました。町田市ですけど。
柔ちゃんこと谷亮子ちゃんが上京したばかりのときに「さすが、東京は都会ですね!」って八王子のことを言いました。
一足先上京していた私は「八王子かよ!」ってまるで東京で生まれ育ったかのような態度でツッコんでいました。
大阪に半年しかいなかったのに大阪弁もどきを喋るやつと同類です。
町田市の「サハラ」にはアフリカ系の店員さんがいて変わった肉料理を出してくれていました。
ラクダ・キリン・ダチョウ・ワニは食べた記憶があります。
牛も豚も鶏もこの世の中にいなければ食べちゃいますが、「今日はラクダ喰いてぇ~なっ!!」って気分にはなりませんでした。
- 退 屈 し な い 度:★★☆☆☆
- 人 に 勧 め る 度:★★☆☆☆
- 数年後に見返す度:☆☆☆☆☆