こんばんは。

ますますますます寒くなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

私は、撮影で身体が冷え切った日は近所の銭湯に寄って熱っいお湯に浸かってから帰るようにしております。

そうそう、最近アゴが外れそうなくらいビックリする事があったんですけど聞いてもらえますかね。

笑えるか笑えないか、って言ったらとても笑えない方に入る部類の話です。



先日、母親がやたら熱心に本を読んでいたんですよ。

赤いペンとかで線を引きながら。

で、何の本を読んでるのかな?と思って母親に聞いたら

見せてくれたの本の表紙がこれ。


え?

孤独死のススメ

?!!!!!?

わたし、ビックリして震えましたよ。

おいおいなんちゅう本を読んでるのだよ。と。


で、母親が

「面白いからあなたも読んでみなさい」

っていうんですね。

いやいやいや、本は面白いかもしれないけど、自分の母親が「孤独死のススメ」とか読んでたら面白くねぇし、孤独死をススメられても全く笑えませんがな、と私は思うのです。

今年確か76歳だと思うんですけど、子供も孫にも囲まれて孤独を感じてるの?色々苦労はあったかと思うのですけど今現在は何かに困る事も無くとっても幸せそうに暮らしているのに、孤独死に興味を持つとは何故何故どうして?と。

で、しぶしぶ読んでみましたら

死とは物理的に心臓が止まるという現象と事実で感情を入れ込んだり引きずるものではなく、その瞬間が来たら、お迎えが来た存在と共に次の扉を開けるかのように一人で旅立ってゆくもの。

家族や愛する人に囲まれてて悲しみや暗い雰囲気の中で逝くものではない。

つまり、孤独死のススメとは、寂しく一人で死んでゆくことを目的とするものではない。

てな、感じの事が書いてありました。


いまいち若い私には面白さはよくわかりませんが、まぁ、母親が心に孤独を感じている訳では無さそうなのはわかりまして、ホッとしました。

そんなわたしの動揺を横目に

「死ぬ時はおじいちゃんみたいにテレビを見ながら眠る様に逝きたいわぁ」

と、母親は楽しそうに話しておりました。

ほんと、ビックリしましたわ。

ふぅ。