ばかじゃねーのって言われたー!」
と言いに来た女の子がいたんです。
そこで私がなんて返したか。
「○○くんにばかじゃねーのって言われたんだ」
と。
そしたら女の子、
「え?それだけ?」って顔をして
私の言葉を待っているんですよね。
うん。
きっと
「えー!○○くん、ばかって言ったらダメでしょ!」
なんて言葉を代弁してくれると
思っていたのでしょう
それか、
「そんなこと言われたら嫌だよね」
と言ってもらえると思ったのかも。
少し前の私なら
女の子の期待通りの
対応をしていたと思います。
気持ちを代弁したり
共感してあげることは
大事ですしね!
では、どうして今回はそういった対応の仕方を
私がとらなかったのか。
それはコーチングを学んで
物事の本質なことへの考え方が
変わったからなんです。
まず、
「ばっかじゃねーの」と言われて
女の子はどう感じたのか。
「悲しかった」
「いやだった」
「むかついた」
「別に大した何も思わなかった」
いろんな感情が予想されますよね。
ここで気を付けたいのが
「女の子の気持ちを決めつけないこと。」
ついつい
「そんなこと言われたら嫌だよね?」と
最初に声をかけてしまいがちですが、
自分がどう感じたかは
自分にしかわからないはずなんですよね。
なのに
大人が先走って
気持ちを代弁してしまったり、
さらには
言った相手を責めるような対応を
続けていくと
「いやなことをされて先生に言ったら
相手を怒ってもらえるんだ。」
といった偏った考え方になってしまうんです。
なので
このようなことがあった際には
子どもが言ったことをまず繰り返して言う。
(オウム返しをしてちゃんと聞いてるよということを伝える)
それから、その子がどう感じたのかを
自分の言葉で話してもらう。
(「どんな気持ちになったの?」)
言ってくれた気持ちを受け止める。
(「そっかぁ。○○だったんだね。」)
そのうえで自分はどうしたいのかを聞く。
正直、男の子に多いのは
まず、オウム返しで繰り返し言ってあげるだけで
満足するパターン
「先生ー!○○くんにブロック壊された!!」
「わあ!ブロック壊されちゃったんだ!」
「うん!(遊びに戻る)」
言って満足するやつ!笑
逆に大人が気持ちを普段から代弁しすぎていたり
対応しすぎていたりすると
第3者の周りの子たちが
「だめなんだよー!先生に怒られるよ!」
とか言うんですよね。苦笑
違う違う。
それじゃ成長しないよ。
自分の気持ちの整理の仕方も
教えていかなきゃ!!
嫌な気持ちになったことは
自分でそのときに相手に伝える!
じゃないと相手だって忘れちゃいますしね
こういったソーシャルスキルも
6歳までの幼児期に学んでおくことは
とても大事だと思っています!
ソーシャルスキルって
集団生活にいなければ学べないことって
思うかもしれませんが、
今回お話した
大人が子どもの気持ちを
決めつけないこと
というのは普段からママが意識すると
子どもの心の成長を伸ばすと思います♡
たとえば
子どもが走っていて転んだ時。
「大丈夫?!」
「痛かったね」
「びっくりしたね」
よりも先に
「走ってたら転んじゃったね」
とありのままの姿を言葉にしてあげてください
そうすることで
「ママは自分を見てくれている」と感じますし、
そのうえで
「痛い」「怪我したよ」などの
自分の感情やどうしてほしいのかを
自分の言葉で伝えられるように
促していけると良いですよね♡
子どもと一緒にママの言葉かけも
試行錯誤していきましょーー
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それでは、また