インタビュー『10asia』BEAST ② (2016.7月) | K-POP 歌詞とか雑誌とかとか日本語訳してみたブログ

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楽しみながら今のように、声が出なくなるまで

 

 

悩みそして研究した。どうすれば空席を感じず、そうしながらもビーストの強みを引き出せるだろうか。ビーストの答えは”叙情的なバラード”だった。今まで”雨が降る日には”、”12時30分”、”仕事に行かなきゃ”などを通じ感性をたっぷりと込めたバラード曲で人気を得た彼らが今夏、正面対決に打って出た。みんなが速いビートのダンス曲を出しているが、ビーストは自分たちが一番よく出来るものを持っている。先行公開した”Butterfly”を始めとしてタイトル曲”Ribbon”まで、静かな旋律に繊細で叙情的な歌詞が印象的だ。

 

なるほど。上手くできることと大衆が求めること、この全てを満たすことができる賢いグループだ。チャン・ヒョンスンの脱退で、5人のビーストとして出発する第一歩、今この瞬間、大衆にどんなステージを見せなければいけないのか誰より知っているから、”もう一度始める気分”で最善を尽くす考えだ。そしてまた誓った。ビーストとしてずっと一緒にいると。

 

 

・1年ぶりに帰ってきた

ユン・ドゥジュン:久しぶりなので音源公開前から震えていた。準備を全部終わらせて日本ツアーに出て、少なくないプレッシャーがあったのも事実で。幸いたくさんの方々が好感を持って下さり今は心配よりワクワク感が多い。

 

・心配していたが、音源チャート1位も席巻して成績が良い

ヤン・ヨソプ:嬉しいし、たくさんの方々が愛してくださるから感慨無量だ。これからが始まりなようだ。良い姿をお見せしたい。

 

 

・もう一度バラードをタイトルに掲げた、ボーイグループとして珍しい挑戦だが

ヨン・ジュニョン:実はバラードというよりビートもあるアーバンポップジャンルの曲なんだが、国内ではバラードだと思って聞いてくださるからそれがすこし良かった。僕たちが出せる感性を上手く伝えられて、ダンスと振付まで踊れて、見て聞いた時各自全ての魅力を感じられると思って決定された。個人的な願いはこの同じジャンルで僕たちが第一人者的なポジションを作り出せるんじゃないかなと思って、もう一度叙情的な曲を選択した。

 

・音盤を準備しながら一番たくさん話し合ったことはなんだろうか

ユン・ドゥジュン:メンバーの1人が減ってチームのパワーも減ったと思う。見ている方々に不足感などなく見えるように、もっと一生懸命頑張ろうという話をたくさんした。ダンスや歌で大きな空席があることは事実だから、それを感じさせないようにしようと言った

ソン・ドンウン:今回のアルバムは特に慎重を期したし、本当に頑張った。1人が抜けた空席が見えないようにするのが重要だった。そして5人でさらに完璧に作るための環境は良いとは言えなかったが、最善を尽くした。ステージをご覧になる方々が判断されるだろうが、本当に一生懸命準備した。

 

・”リボン”というタイトル曲の歌詞が印象的だ

シンプルに愛の物語とも見えるが、またビーストの状況が重なってさらに共感を得ている

ヨン・ジュニョン:初めから状況を念頭に置いて作業を始めたわけではない。”リボン”という主題を持ち、どうひも解くか悩みながら歌詞が展開された。どうしても僕の中から感じることや感情が混ざって出てくるものだから、正直状況を排除したと言うには無理があるが、状況に没入して100%込めたと言うのも無理がある。僕が、また僕たちメンバーが音盤を準備しながら経験した状況と感情がある程度は込められている曲だ。

 

・リボンの意味が生まれ変わるという意味の”reborn”ではないかという話もある

ヨン・ジュニョン:本当に考えたこともない。言葉通りリボンを考えながら書いた曲だ。ホテルでガウンのリボンを結ぶのだが、しょっちゅうほどけるんだ。そこから出発した。大衆が聞いた時リボンをこう表現したのかと感嘆してくれたらいいなという気持ちで書き下ろした。

 

・ビーストのダンス曲を待っているファンもいるはずだ

ヨン・ジョニョン:自分なりの分析と統計をしてみた結果、ビーストは感情を刺激する曲の方が多くの方に愛されていた。チャートと数値を見ながら研究した(笑)もちろんこのために選んだとは言えないが、もうすこし強みとお見せできることを選択してみると、バラードに決まった。いつかはまた明るい曲でカムバックする予定だ。待っているのが辛い方々も毎年コンサートをするので、見にきてくだされば楽しいビーストの姿を見られるはずだ。

 

 

・音盤のタイトルが”ハイライト”だ。チームの変化を受けた時期と妙に重なる

どういう意味なのか

ヨン・ジュニョン:”ハイライト”という音盤名を最初から決めていなかった。イントロにあたる”ハイライト”という曲を書いてから、その曲に”今が一番重要で、なくてはならない、通り過ぎたらもう取り戻せない時間”という歌詞がある。書いて自分自身でも打たれるものがあった。だからメンバーに意見を共有したし、同意をもらって決まった。今回の活動を頑張ってハイライトとして作る考えだ。

 

・メンバーたちの自作曲もまんべんなく入っている

ヤン・ヨソプ:”練習中”という曲は、共同で作曲した友達がトラックをくれて本人の話を並べた。口につく歌詞で作ったから甘い恋愛の曲ができたのだが、僕の話ではなく共同で作曲したその友達の物語のようだ(笑)

イ・ギグァン:”気になる”という曲はビーストの音盤を考えながら書いた。だからさらにビーストに似合うほどの曲が出来た。”おやすみ”はミニマルな曲だ。歌詞の内容がまるで子守唄のようでもあり。作業をしながらソン・シギョン先輩がぼんやりと浮かんだ(笑)

 

 

・イ・ギグァン、ユン・ドゥジュンはデュエット曲も収録された

イ・ギグァン:コンサートでデュエット曲を歌った時ファンが好んでくれて聞きたいという反応が多かったから、意見を積極的に取り入れようと収録することになった。

 

・今回の音盤で見せたいものがあるなら?

ヤン・ヨソプ:音盤名がハイライトである以上、全盛期を享受したい考えだ。いろんなことで楽しみながら幸せに活動できたらという思いだ。

 

 

・ビーストが考える全盛期の基準はなんだろうか

ヤン・ヨソプ:メンバー各自の考えは違うが、ビーストの全盛期は2011年だと思う。”KBS歌謡祭”で賞も貰ったし、ファンの方々も好きなだけビーストの姿を見れたし、僕らもやはりファンだけを考えてステージに立てた。今回もそんな時間にできたらいいな。何の心配もなく、ファンが幸せでいる姿を見ながら、ステージだけに集中できる活動になることを願う。

ヨン・ジュニョン:ファンではない方々にも”ビーストは上手い”という評価を受けることが今最も重要だと思う。

ソン・ドンウン:全盛期というより、しつこく、粘り強く、長く続けることが僕たちにはもう少し重要だ。ルーキーたちがたくさん上がってきているからビーストの人気は冷めたんじゃないかと仰るが、ゾンビのように死んだと考えてもまた起き上がる、そんな歌手になりたい。宝くじでいうなら、ロトより年金宝くじのように地道に愛されるグループと曲になれたらと思う。

 

・変化はあったが、8年目としてチームを維持している

ユン・ドゥジュン:時間が流れたと感じるときは音楽番組のために放送局に行くときだ。番組進行表を見ると僕たちより先輩の方がいないときが多い。そういうとき時間は早いなと思う。年齢だけをみても、21歳に始まってもうみんな明日あさってに30歳を目前にしている。

ヨン・ジュニョン:これからもずっと何の心配もなく、地元の友達のように付き合っていく考えだ。

 

・5人で会うと主に何をするのか

ヨン・ジュニョン:最近はゲームもするし運動も一緒にする。スケジュールを回りながら部屋に集まって一杯ビールを飲む。まじめな話をするわけでもなく、小言を言って寝る(笑)特別なことはない。

 

・これから始まりだと言うだけに、ビーストのこれからの方向性が重要になりそうだ

ユン・ドゥジュン:方向性について悩んだことはない。漠然とずっと続けたいという考えよりは、今のようにしていればずっと長くできるという確信が生まれた。圧迫を受けるより、今のように楽しみながらする作業はないと考えているので個人的に祝福を受けた事だと考えて、友達と遊びながら楽しくしていれば、時間と体力の許す限りずっと続けられるはずだ。

 

 

・7年を一緒に過ごしながら一番変わった点があるなら?

イ・ギグァン:末っ子のソン・ドンウンは本当に内向的だったのだが、今は頼もしい末っ子になった。ヒョンたちにとってビタミンのような存在だ。

ソン・ドンウン:ちょうどデビューしたときは高校生だった。人格や性格の形成があまりできていなかったが、成長を通じ口数も増えた。そして末っ子だからいつも笑顔で通った。メンバーたちだけでなく一緒に働くスタッフたちも楽しくできるなら、少し疲れていてもそれが僕の役目だと思う。頑張っている。

ユン・ドゥジュン:みんなとても変わった。全体的に余裕をもったようだ。どうもデビュー初期に感じる圧迫感が無くなったと思うし、そこから自信感、余裕などが生まれた。いつもこの頃にくるマンネリ感に落ちないために努力しなければいけないと思う。複雑に考えず、あるがままを楽しみながらすることが一番重要ではないだろうか。

 

・ビーストというグループとして、大衆にどう見せたいと思うのか

ユン・ドゥジュン:希望事項はあるが、外部の視線を思い通りにできるわけではないから、そのまま受け入れて出来ることはさらに上手くやるしかない。たくさんの方々の視線、意見もあるだろうがその話を耳に留めて、気にしすぎないことにした。

 

・今回の活動計画は?

ヨン・ジュニョン:現在は音楽番組だけ計画されているが、最大限たくさんの姿をお見せしたいと思う。楽しいことなどをしてみようと構想中だ。

 

 

出所:http://tenasia.hankyung.com/archives/968706

 

 

BEASTインタビュー①