慶尚北道を愛する親睦会「飲食知味方」(ウムシクティミバン)を食す会に参加~その②☆@新大久保 | 韓国料理&コスメがチョアヨ‼

韓国料理&コスメがチョアヨ‼

気儘に思いつくまま書いていきます。

 なかなかUPできずに、今更ですが💦

 

慶尚北道を愛する親睦会「飲食知味方」(ウムシクティミバン)を食す会に参加その①の続きです。

 

 

会場は、「趙善玉料理研究院」。

 

私、1番乗りだったようで。

写真撮り放題ですあはv

 

既にテーブルにはお料理がセッティングされて、ラップが掛かってました。

 

今回は、20名弱の参加だったようです。

 

{40FB31B0-0002-42AF-8C69-D653CCC2C5E5}
 
八田氏から慶尚北道の食文化の説明を聞いた後。
 
いよいよ「飲食知味方」(ウムシクティミバン)の実食です。
 

 

 

{25A37A2E-09E7-49B3-86D7-583DE38E8CB0}

 

 

見た目も綺麗で、懐石料理のようです。

 

 

右側におしながきが置いてあるので、これを見ながら頂きます。

 

コンゴキムルキムチ(水キムチ)  本来キジ肉を使うそうですが、この日は鶏肉でした。

トンアトンチェ  (冬瓜の和え物)

一番手前のピンクのは、冬瓜です。(料理名がわからず。。。)

 

 

{C8C73636-E3C0-4EEB-AA6B-8D168348C409}

 

 
ソプサンサンポ (ツル人参の揚げ物にハチミツがかかっています)
 
これ、とっても美味しかったです。
ツルニンジン独特の苦みもなく、ホクホクのツルニンジンとハチミツが合う~ビックリマーク
 
 

 

 

 

{74AAAB4A-9415-44F7-BA50-39E7D5E5BD98}

 

 
チャプチェ。
 
現在のチャプチェは、春雨が入っていますが。
350年前のチャプチェには、春雨は入ってないんですね。
 
材料は
エリンギ・イワタケ・大根・トラジ・きゅうり・干しシイタケ・チナムル(日本名で白山ギクだそう)
そして、中央に載っているのは鶏肉(本来はキジ肉)
 
これを混ぜて頂くのですが、食材の味つけが一つ一つ違いました。
イワタケは塩とゴマ油、干しシイタケは醤油味、エリンギと大根は塩味・・・・
調味料もシンプルなので、食材の味が引き立ちます。
 
混ぜて頂くと、シンプルな味つけなのに優しくて深い味になります。

 

 

 

{86FC3A25-4D4A-4B3B-9E14-FD7B5642990B}

 

チョンボ・へサムチム(アワビとナマコ、鶏肉の蒸し物)

 

実は、ナマコはお初ビックリマーク

見た目がグロイので、今まで食べたことが無かったんですが。

 

 

 

{4CC41AC9-CFA2-4C26-86D5-94E5ACD0750B}

 

コリコリとした食感が、なかなか美味。

なんでも挑戦してみないとね。

 

アワビは柔らかくて、うま味が凝縮されました。

今回は鶏肉でしたが、こちらも本来はキジ肉を使うそうです。

 

 

{C7D00964-11B2-42BB-A1DC-FB2BFD06BA40}

 

 

タックンヌんポ(焼いた鶏肉とハチノス、行者ニンニクとニンニク添え)

 

骨つきの鶏肉は、香ばしくて、ダイナミックに手づかみで頂きました。

 

{1DD2E346-624B-4FB3-BC40-E4F0C4D94A61}

 

お隣の方が鶏肉を行者ニンニクで巻いて食べていたので、真似して頂いてみました。

 

行者ニンニク大好きなので、思わずニンマリです。

スライスニンニクは、山椒と塩で味付けしてあるそうで。

山椒味のニンニク、これは珍しいお味です。

 

 

 

 

{243337A5-6C5B-40CC-81EE-57C01F163BFA}

 

左側は、コンコギチャンチ(きゅうりと鶏肉の和え物)

右側は、先生のお手製キムチ音譜

 

「飲食知味方」(ウムシクティミバン)は、本来唐辛子が入ったキムチは出ないそうですが。

今回は特別に出して頂きました。

このキムチ、美味しかったですよ~

 

 

{16141712-9151-4999-89F7-7DAB2A643B5D}

 

〆は、ナンミョン

 

 

 

{45697E67-DF87-42FC-81E3-06A29943E577}

 

この麺、小麦粉と卵だけで作ってあるそうです。

出汁は鶏肉のゆで汁を使っているそうで、とっても優しい味つけでした。

ちょっと刺激が欲しかったので、先ほど出していただいたキムチと一緒に頂きました。

 

 

{968FDBBB-CA72-4418-8FDD-AFD9CB2EE521}

 

最後にデザートも用意してくださって。

 

これも「飲食知味方」(ウムシクティミバン)のレシピで作られているそうです。

 

350年前に、こんなデザートも食べられてたんですね。

ちょっと驚きでした。

 

 

 

{7AAAB6E3-A06D-41D4-85F1-86004A4E2E82}

 

オミジャ茶に入っているのは、片栗粉で作った麺が入ってました。

 

唐辛子がまだ韓国に入ってくる前の「飲食知味方」(ウムシクティミバン)

刺激的な現在の韓国料理とは別物ですが、これが韓国料理の原点の味なんですね。

 

17世紀に書かれた「飲食知味方」(ウムシクティミバン)の再現料理は、どれも美味しくて。

食材の本来の味を楽しめる、奥深いお料理でした。

 

後日談ですが、今回このお料理を再現された趙善玉先生は、英陽のトゥドゥル村まで行かれたそう。

本の著者「張桂香(チャン・ゲヒャン)」の子孫の方が今現在もこの村に住まわれていて。

この方のところに嫁いだお嫁さんから、直接お料理を習われたそうです。

350年前の味を守っていらっしゃる方がいるというのも驚きですが。

 

先生曰く。。。

「私は料理研究家なので、レシピを見れば料理は作れます。

だけど、その土地に行き直接習わないといけないと思いました。」

 

料理に対する情熱が半端ないです。

凄いですね~

 

これからも趙善玉先生は、トゥドゥル村に通い「飲食知味方」(ウムシクティミバン)に記載されているお料理を少しずつ教えてもらうようです。

 

 

{D4910D1B-A66F-4060-8169-B380DDC978E6}

 

帰り際、お土産も頂きました。

 

この韓菓も「飲食知味方」(ウムシクティミバン)のレシピで作られたとの事です。

甘みはハチミツのみ、シナモンの香りがして素朴だけど味わい深いお菓子でした。

 

 

 

{DEB1AAAB-040B-4C00-9BE3-E91B8A17F6A4}

 

 

慶尚北道の紹介マガジンがVol.1 から最新版のVol.3 まで用意されていました。

 

 

今回の「飲食知味方」(ウムシクティミバン)を食す会に参加できて。

とても貴重なお料理を頂くことができました。

 

韓国料理は奥が深いですね。

まだまだ食べたことが無いお料理がたくさんあります。

これからも、せっせと韓国料理を食べ続けたいと思いますラブ

 

 

 
ブログランキングに参加中です。
ぽちっと押して頂く、嬉しいです~

 

 


にほんブログ村

 

 

にほんブログ村 美容ブログ 韓国コスメへ
にほんブログ村