昨日の記事で
「誰にも愛されない」
って書いたけど、
私は自然にだけは
めちゃくちゃ愛されている。
ていうか、
自然とか地球は
もれなく全人類愛してるから、
私が特別って訳でもないけど。
私は2~3歳ころから
兄の背中を追って
毎日山で遊んでいた。
今の時代では考えられないけど、
よちよち歩きの子どもが、
大人が誰も踏み入らない鬱蒼とした山で
毎日野放しになっていた。
崖もあったけど上手に登ったし、
色んな花や実や葉っぱを食べてみたけど幸い毒は無かったし、
色んな木や葉で実験したけど肌はかぶれなかったし、
蛇やムカデや蜂もいたけど刺されなかったし、
ケガもしたけど病院に行くほどのケガはしなかった。
ただ単に幸運だったのかもしれないけど、
山で遊んでいて怖い思いをした事は無い。
子どもの頃、
私はしょっちゅう家を追い出されていた。
「お前みたいな子は、もういらん」
「出ていけ!!」
そうやって裸足で家から放り出される。
放り出されなくても、
「あんたさえいなければ、みんな幸せなんだ」
「鬼!悪魔!魔女の子!」
などと罵倒されていた。
家ではそうやって邪魔者になるけど、
自然の中にどれだけ居たって、
自然は決して私を追い出すことはしない。
いなくなって欲しいとも微塵も思っていない。
私がどこにいても許してくれる。
「ここからここは、私の土地です」って、
線を引いて人を排除するのは人間だけで、
自然はそんなの全く気にしていない。
いつだってそのままの姿で私を迎えてくれる。
その事に明確に気が付いたのは、
中学生の頃。
私は追い出される前に自分から家を出ていく事が増えた。
そして、たまに学校もさぼった。
そういう時、行く当てのない私の足が向かったのはいつも山だった。
山にいれば、まず誰にも会う事がない。
家にいても、
自分の部屋にいても、
学校にいても、
友達や家族の中にいても、
いつも孤独で不安なのに、
自然の中にいる時だけのびのびした気持ちになる。
誰にも認められなくても、
受け入れられなくても、
まあいいかと思える。
そんな日々を過ごしている中で、
山や、普通の道を歩いている時に、
植木鉢が倒れていたり、
木にゴミが引っかかっていたり、
大きなゴミが山に落ちていたりする事があった。
「苦しい!」
「これ、じゃま!」
「重い!」
などと、はっきり言葉にはなっていないけど、
嫌だなと植物が思っている気配を感じて、
植木鉢を直したり、
ゴミをどかして持って帰ると、
植物のスッキリとした気持ちを感じるようになった。
自分じゃ動けないから、大変だよな。
と思い、それからは植物や昆虫や動物が困っていたら、
「大丈夫~?」と声をかけつつ手を貸すようになった。
昆虫も、家に迷い込んだりした虫は
結構怖がっていたり、
出口が分からなくて困っていて、
「外に出すから、つかまりな」
って言って手で摑まえると、
逃げずにおとなしく外に出される虫が多い。
(虫の種類によるけど。アリとかは逃げる。)
そんな事をするうちに、
私は人間よりもずっとずっと、
植物や自然の方が信用できるし、
安心するようになってしまった。
そして、植物や、動物や、虫や、
大気や風や海や川や石や地球とお話しするようになった。
今まで色んな人と話して来たけど、
自然はめちゃくちゃ優しくてシンプル。
私は正直、人間より自然の方が好きだ。
自分が人間に生まれたのが残念なくらい。
自然は嘘つかないしね。
だから、これからの人生は、
少し自然の多い所で暮らしたいなと思う。
私の町はどんどん山が潰されて住宅地になっている。
私のいつも遊んでいた山も、公園になってしまった。
昔から知ってる木たちは少し残っているけど、
人が沢山来るようになって、
昔みたいにのんびりは出来なくなっている。
なので、もうちょっと田舎に引っ越したい。
でも、ツテもコネも無い、
全く知らない場所に引っ越すのはハードルが高い。
仕事も家もありそうな田舎を探しているけど、
なかなか難しい。
どっか良い所は無いかな~。