私はたまに、
雑草を食べる。
最近はいつも行っていた山が公園になってしまい、
犬の散歩コースになってしまったので、
おしっこがかかってたら嫌だなと思って手を出していないが。
山や草むらでのんびりしていると、
「おいしそうだな」と、
体が反応する雑草がある。
その雑草に、
「おいしそう。きみ、食べれる?」
と聞くと、
食べれるやつは
「まあね」って感じの雰囲気を出してくる。
ヤバいやつは
「ヤバいよ…!!」って言う雰囲気を出してくる。
一応ネットで調べてみると、
今のところ全部合っている。
花も、木の実も全部そう。
一応調べるけど、
「おいしいの?食べて良い?」と聞くと、
特に果物は「うまいよ!!」と言ってくる。
お礼に種をその辺に撒くと喜ぶ。
きのこにもいつも聞いてみるけど、
きのこは調べて大丈夫そうでも、
怖いから食べた事はない。
「ふーん、食べられそうだね」でとどめておく。
万が一山で遭難したら手を出そうと思っている。
そんな感じで、食べられる植物をよく食べるんだけど、
植物が食べられるのを嫌がるのを、
そういえば見たことがない。
根こそぎ取らなければまた生えてくるからなのかな?
ゴミとかが乗っかってると「いやだ~~~~」ってなってるのに、
そういえば私が上に座ってても何も言ってこない。
とことん優しいのか、私が都合よくそこだけシャットアウトしているのか。
そういえば、海でもよく貝とかを取るけど、
毎回初めて見たやつは「きみ、食べられる?!」と聞いている。
毒が無いやつは「ま、まあ…」みたいな感じで、
毒があるやつは「やれるもんならやってみな!」みたいな、好戦的。
そっちがやる気なら、こっちも黙ってないぜ!みたいな。
食べれるやつは弱気で逃げの姿勢。
貝とか魚は、食べられるのは嫌みたいだから、
やっぱり植物はあんまり嫌じゃないのかもしれない。
許してくれているというか。
そして、花が咲くと
「見て!」
「咲いたよ!」って、嬉しそうに教えてくれる。
知らない道でも、
下を向いて歩いている時に、
ふと呼ばれて上を向くと花が咲いている事が良くある。
逆に、前を向いて歩いている時に、
足元から呼ばれる時もある。
植物は、自然の中でも特に人間に寄り添ってくれていて、
優しいと思う。
それは、人間と植物が長い事共生関係だからなのかもしれない。