▩ 注目したい「歌舞伎町大歌舞伎」 落語が歌舞伎になります | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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〇 新宿のシアターミラノ座「歌舞伎町大歌舞伎」で上演される「福叶神恋噺」という芝居は落語作家 小佐田定雄さんの脚本だ。

 

 

 

 

 

枝雀師匠のファンにはたまらない。あの『貧乏神』という噺が歌舞伎になるとどんな世界になるのか期待が膨らむ。
 
同じく、『郭噺山名屋浦里』も歌舞伎になった落語である。小佐田定雄さんの弟子・くまざわあかねさんの台本『山名屋浦里』は笑福亭鶴瓶さんが演じた上方落語である。
 
落語が芝居になる。越境するすることで芸能は化学反応をみせる。大衆演劇でも上演されている落語作品もいくつもある。更に掘り起こせば舞台化できる作品はまだまだあるだろう。
 
これからは、劇団の創作意欲にかかっている。また、舞台においても落語家さんと大衆演劇役者のコラボもやればきっと面白い企画になるだろう。
 
まだ落語をお聞きでないお方は、これを機にぜひ落語「貧乏神」をご覧いただいて「原形」も味わいながら、いろんな落語の芝居化を考えるのはとても楽しい。