▩ 大衆演劇でしかできない『エロの世界』がある | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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〇 言葉の規制がうるさい時代である。あまり言葉狩り的なことをやると芸能や舞台芸術に影響がでる。

 

それは、テレビ等だけにして貰いたい。落語にもいわいるバレ噺、艶話というものがあり本にもなっている。

(映画 寝ずの番 ラスト部分)

 

 

 

桂米朝さん、露の五郎さん、笑福亭松鶴さんは舞台でよく演じておられた。出囃子の中にも『因州因幡』というのもあり名残をとどめている。

柳家三亀松さんの新内にも惚れるものがある。

 

上記の中島らも原作の映画『ねずの番』にはこれでもかというほど艶話が出てきて小気味よい。ストレートな言い回しじゃなく、ある種の品とウイットが備わったものが『エロ』だと私は思う。

 

いわば、『エロ』とは人生を大らかにしてくれる調味料だ。大衆演劇でも『エロ』をもっと演じて欲しいものだ。

芝居の中にも時に濡れ場があってもいいじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい  紀州屋