■ 桂文枝独演会 フェニーチェ堺(堺市民文化芸術ホール) 2019.10.08 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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〇まいどおおきに〜おなじみの寄席メモでおます


〇柿落としのフェニーチェ堺にきた。2000席の大ホールを備えた南大阪随一のホール。










堺市東区出身の桂文枝さんが柿落としの独演会を開催した。今回のエポックメイキングは堺市が生んだ名人・坂田三吉物語の創作でしかも河内音頭の第一人者・河内家菊水丸さんとの共演、落語&音頭の初コラボだ。

落語、音頭に強く関心をもつ私としては今年最大のイベントとなる。


〇来年13日にはオーケストラ・サーカス「シルク・ドゥラ・シンフォニー」があるが、このイベントは3階.4階がおもしろそうだ。


〇今日の出演者

六代  桂文枝

河内家菊水丸

大木こだま  ひびき

ロバート

ミキ

もりやす・バンバン・ビガロ


〇入場料  5000/3000


オープニング  河内音頭  河内家菊水丸

・桂文枝さんの生い立ちを読み込んだ音頭


河内音頭&落語 

 「阪田三吉物語」(桂文枝作)

河内家菊水丸&桂文枝

上手に落語  桂文枝

下手に音頭  河内家菊水丸


スタンディング落語の形

話は三吉が草履屋の丁稚奉公するところから将棋修行、名人に上り、関根名人との対戦、女房小春との別れまでハイライトシーンをまとめた創作だ。熱の入ったステージに思わず涙する。味のあるオチ。落語で泣いたのは初めてだ。

音頭と落語のコラボを見るのは初めてだが、極めて自然な感じがした。節劇風だ。


▩漫才  ミキ

しっかり客席をつかむ


▩ジャグリング  もりやす・バンバン・ビガロ

大きなホールだが話芸と軽やかな手品、ジャグリングでなかなか好評。視覚に働きかける芸は万国共通であり即効性があり拍手を産む。

ホール落語の中で色物もしっかりはまるなと思う


漫才  大木こだまひびき

安定した笑いは客層にもフィットし、大きな笑い呼ぶ、往年のネタは健在。


コント  ロバート 「戦国の里 忍者ショー」


中入り休憩


落語  桂喬介 「牛ほめ」

柿落としにふさわしいネタ

中々ない機会だ。せめて名前を語って欲しかった。


落語  桂文枝  「親父の演歌」(桂三枝作)

とてもたくさんある桂文枝さんの創作落語のひとつ。文枝さんは都若丸劇団、キャプテン都城太郎さんとも親交が深い。

大衆演劇を描いた「コテコテ劇場  男の花道」は有名。また、「ゴルフ夜明け前」は劇団花吹雪が舞台で演じた。



◆ホールについの所感◆

電波の遮断装置があり開演中は全く電話・Netは使えないから電話もならない。ただ、緊急非常時は不安だ。

このホールはただ広いだけのホールで3階、4階は身障者への建築上の配慮は全く見られない。手摺のない幅の狭い階段がたくさんある。実際何人かの方が躓く危うい場面を幾度か見た。思っていたよりお粗末なホールだ。身障者の方々がこのホールを使用される場合はしっかりお金をかけて1階の安全なところにお座りになることをおすすめする。更に、極少のイベントしか大ホールは満席にならないと思う。ざっと見てもこんな感じだから防災、万一の避難誘導もとても不安だ。


公共施設なのにこのホールの駐車場は30200円で上限なしだから4時間00分の駐車だと最低1600円かかる。

(身障者で手帳のある方は無料)


ここにイタリアレストランがあるが開演前にゆっくり時間も過ごせないから利用も心配だ。賢い人は周辺の24時間800円のコインパークに止めるのがいい。ちなみに、岸和田市、富田林市、河内長野市などは公共ホールイベントの駐車場利用は無料だ。堺市の人はお気の毒だ。


上方落語の至宝、桂文枝さん、河内音頭の革命児河内家菊水丸さんに大拍手を贈る・紀州屋良五郎