▩ 和太鼓奏者と「無法松」を共演 劇団美山 浪速クラブ 2019/06/15 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます

〇劇団美山は浪速クラブ初乗り

〇昼間の予約席はほぼ完売

〇風雨厳しい中、昼夜補助椅子多数通路まで出る超満員。隣の朝日劇場・都若丸と競る。

〇芝居、ショーの照明も極上の劇団美山。

特に、芝居の照明並びに演出は至高。

〇劇団美山の公式ホームページも詳しく充実している。日別演目まで記載しているのでありがたい。

〇開幕前アナウンス、本日より大阪夏の陣開幕です。国際劇場を挟んでの熱い闘いです。(朝日劇場の都若丸劇団公演)

ダブルの大入り。

 

☆メンバー

座長  里美たかし 

若座長  里美こうた

花形  里美京馬  

里美祐樹  

中村美嘉

中村笑窪  

中村花  

中村あおい

里美花太郎

里美誉  

里美かいと 

中村㐂代子

【浪速クラブスケジュール】

7月 劇団花吹雪

8月 宝海劇団

9月 一見劇団

【劇団美山スケジュール】

10月 梅田呉服座

11月 新開地劇場

 

芝居「無法松の一生」(94分)

※九州小倉のいろはも知らぬ暴れ者松五郎

痛快波乱に生きひたすら純情を捧げた男の物語。

・里美たかし‥富松松五郎

・里美こうた‥大学生の吉岡敏雄

・里美京馬‥松井組子分

・里美佑樹‥宇和島屋主人

・中村笑窪‥大作の子分 長吉

・中村美嘉‥吉岡よし子

・中村笑窪‥おみよ

・中村㐂代子‥浪花の親分

・中村あおい‥松井組子分

・里美花太郎‥松井組子分

・里美誉‥吉岡敏雄

・ゲスト出演 和太鼓奏者大地の会  木村優一

 

【あらすじ】

・祇園太鼓を打つ和太鼓奏者大地の会 木村優一一行で芝居スタート。

・里美版 無法松の一生と懸垂降りる

・スタッフ次々通路から登場

・座長と木村優一が軽妙な会話を博多弁で繰り広げる。

・吉岡の奥さんとぼんに言われ松五郎(座長)が祇園太鼓を勇壮に打つ。場内大歓声‼

さすが里美版、またもや度肝抜くオープニングに唸る。

 

*博多弁で通す芝居

・ぼんが相撲に負けたと泣いて松五郎に話すと今日から相撲の特訓だと諭す。たとえに国定忠治の話を聞かせて男の行き方を説く。

・喧嘩が始まるが吉岡夫人とぼんに制止されさらりと止める。テンボよく芝居がすすむ。

 

【概略】

人力車を曳く「車曳き」の富島松五郎は、彼の地元九州の小倉では有名な暴れん坊で、近所の人々から「無法松」と呼ばれていた。

 

 ある日、怪我をした子供を助けたことから、その家の父親、吉岡陸軍大尉に気に入られ、家族みんなと親しく付き合うようになる。

ところが、ある日、急病で吉岡大尉はこの世を去り、彼は残された妻、良子と息子の敏雄の父親代わりをすることになる。

そしていつしか彼は未亡人となった良子に密かに思いを寄せるよおうになっていた。しかし、学校にも行ったこともなく字も読めない自分と良家の女性ではあまりに身分が違いすぎることを知っていた彼は、あくまで使用人の立場から出ず、家の仕事を手伝うことで家に出入りする生活を続けてゆく。

時代は明治から大正へと移り変わり、敏雄は熊本の大学に入り、良子は一人暮らしをするようになる。

しかし、相変わらず彼は使用人として彼女の家に出入りするだけで、自分の思いを言い出すこともできず、彼女に似た女性が描かれたポスターを前に一人酒を飲む日々が続く。

夏休みになり、敏雄は教授を連れた里帰りして来る。先生に本物の祭り祇園太鼓を見せたいという敏雄のため、松五郎は自ら櫓に登り、見事な祇園太鼓を演じてみせる。

 

*里美版は未亡人となり小さい敏雄を抱えて育てる吉岡夫人に恋心を抱くところから始まっている。

 

・時流れ敏雄は大学生になり下宿先から帰ってくる日。祭りに行こうと夫人に誘われるが敏雄に気づかう純な松五郎であったが夫人が浴衣まで縫ってくれたと聞き有頂天になる。

 

・敏雄が帰り、彼女と一緒に祇園祭りに行きたいと申し出る。敏雄はやにわに切り出す。

松五郎の出入りを止めさせて欲しいと。夫人は今の暮らしがあるのは松五郎さんのお陰と言って諭すも聞かず、松五郎の親切はありがた迷惑なんですとたたみかける。母はきっぱりと松五郎さんのことが人間として大好きですと言い切る。更に、何の為の勉学をしてきたのかと敏雄を詰る。

 

・松五郎だけでなく吉岡家に出入りしていた世話になった連中まで蔑む敏雄。板挟みのなか松五郎を慕う吉岡夫人。

 

かなりの時流れ

・松五郎が住まいする宇和島屋を取壊すと言い出す敏雄。

・松五郎も身体を痛め老いが忍び寄っていた。松五郎の友(里美佑樹)もまた老境だ。

 

*このあたりの年寄り同志の掛け合いが実に上手い。

 

・松五郎は語る‥最期の時は坊ちゃんに手を握ってもらい、まっちゃんと語りかけて貰えば本望たいと‥ここからは㊙️㊙️㊙️

 

*超満員の客席が泣く、泣く、泣く。すすり泣きやまず。

*魂が震える芝居に出会った。生涯忘れない。

 

舞台口上   里美たかし座長

・本日より天下分け目の闘いの始まりです(朝日劇場の都若丸劇団公演)

・極めてうまいと定評のトーク。

・今月初日から連続大入。

・ゲスト出演 和太鼓奏者大地の会 木村優一

他、メンバー紹介。

・前売り券&グッズ販売 

・本日もダブル大入りです。

 

★舞踊ショー  (65分)

・立ち役出来る女優陣、個性的な役者たち

・セリフのごとく舞う座長

・ラストショー「激流」

ゲスト出演 和太鼓奏者大地の会  木村優一

他の太鼓ショー

【画像】

里美たかしの凄いところは新歌舞伎座も浪速クラブもそこでやれる最高の演出、効果、芝居ができることだ・紀州屋良五郎