▩ 何度見ても泣ける 鹿島順一劇団 九条笑楽座 2018/01/10 ◆追悼◆ | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

☆ 大衆演劇・上方芸能・映画評☆情報系ブログ

●まいどおおきに~観劇メモでおます

 

☆メンバー

劇団責任者 甲斐文太

座長 三代目鹿島順一

春日舞子

胡阿きいな :欠

菊章吾

雷鉄命(いかづち・としや)12

 

☆顔見せミニショー(15分)

・君を乗せて‥三代目鹿島順一

・歌‥甲斐文太

・俺がやらなきゃ誰がやる‥三代目鹿島順一

 

☆芝居 「男・新門辰五郎」(76分)

【あらすじ】

 

・※相撲甚句を流す。

いろいろの劇団をみたがここまで、凝った芝居するのは鹿島劇団だけだ。

 

・おこも(雷鉄命)を踏みつけた稲川(甲斐文太)。

 

・稲川(甲斐文太)がおこもに「やっちゃー稲川」と声を掛けてくれと頼む。

 

快諾したおこも。そこに現れたのがおこもの親分、実は新門辰五郎(三代目鹿島順一)

 

ひいきになってくれると言ってくれたおこも、稲川は快諾する。

 

場がかわり、

稲川に従う弟子二人  杵山・挽き臼(雷鉄命、菊章吾)が稽古している。

 

稲川のもとにやってきた芸者秀駒(春日舞子)ひいき筋に頼んでもなかなか支援者が出ないと告げる。飯も食べてない弟子に金を恵む。

 

稲川に叱られる二人の弟子。

 

そこに現れのがあのおこも。

応対に出た稲川。

 

「お菰を贔屓にするなんて」半身不随のヨイヨイの風情、悪臭紛々のまま部屋に上がり込む。

 

おこもから10日前の腐った酒を振る舞われ、飲む稲川。

 

「いい飲みっぷりや、弟子たちにも・・・」、弟子たち固辞するが、稲川に「飲まんかい!」と一喝されて、渋々飲み干した。お菰「酒には肴がいる。

 

これも・・・」と言って取り出したのは腐ったうどん。

 

稲川、ありがたく頂戴して食べる。

 

何とも言えぬ上手い所作、怪演・甲斐文太冴える!

※何度か見ているが実にうまい芝居。

 

弟子たちへも進めるおこも。

このおこも(三代目鹿島順一)、顔に頬被りしてわからないようにした憎い演出。

 

我慢出来なくなった弟子挽き臼、杵山。

暇乞いするが懇々と語る稲川。

 

泣かずに見れない妙演、甲斐文太。喝だ!!

 

駆け込む芸者。

大詰めは、おこも姿から、侠客姿に着替えた新門辰五郎(三代目鹿島順一)、登場。

 

「稲川関、さっきはあんたの心を試したが、乞食衆までも大切に思う気性が気に入った。

これからは、あっしが贔屓になりましょう」でめでたく幕。

 

※この芝居はひときわ思い入れがある。

私の曾祖父は和歌山県の相撲協会会長で四股名は紀州屋(仮称)良五郎だった。

今は大龍寺に眠る。

 

口上挨拶(三代目鹿島順一)

・前売り券販売

・くじけない心、師弟愛を描いた芝居でした。

・弟子の失敗を優しく話す座長の温かさ。

 細かい言葉に細心の注意を払う心構え。

・鹿島の芝居がすきで役者をやっていますと座長。

 

 

【劇団スケジュール】

2  山口県・ホテル西京

 

☆グランドショー

・ロック貝殻節 (雷鉄命・三代目鹿島順一・菊正吾)

・?‥三代目鹿島順一

・?‥甲斐文太

・いとしのエリー‥三代目鹿島順一

・のろま大将‥菊正吾+雷鉄命

・ムジョコ‥甲斐文太+菊正吾+雷鉄命

・?‥春日舞子

・歌‥甲斐文太

・歌・細雪‥甲斐文太

・?‥三代目鹿島順一

・泉州春木港‥甲斐文太

・エイサー‥三代目鹿島順一

・ダイナミック琉球‥菊正吾

・風流江戸小唄~ラスト 湯の花小唄

 

【画像】

構成を変えながらも素晴らしい芝居に仕上げる技量に乾杯・紀州屋良五郎