まいど、おおきに
女をメインにした興業は数々ある。今は途絶えた、女相撲、女プロレス。復活した女義太夫、細々と伝承される女道楽(女性が一人で演じる音曲漫談※私が好きなのは内海英華さん、玉川スミさんなど)さらに、そのほか、最近、女性の進出は、落語・講談・浪曲の世界では、めざましいのは喜ばしい事だ。
技芸の神・弁財天は女性で古来、奈良・天川村の弁財天に芸能のルーツがあるのだから当然の帰結と思える。
大衆演劇の世界においても、かつては女剣劇の全盛時代があった。
もちろん、今も、女優・名優・また座長として活躍されている女性も何人もいらっしゃるが座員構成、座の運営すべてを女性だけで行っているところはほとんどないのではないか。(見聞きするところでは劇団花月ぐらいか-香川・仏生山劇場で公演中)
かつては、この女剣劇が浅草を中心に全国に一世風靡した時があった。
幼い頃、祖父に連れられ大江美智子一座を観劇したかすかな記憶が残っている。
他に、不二洋子、浅香光代、中野弘子などなどが著名で、映画にもなった。
歯切れが良くて、胸のすくような剣劇、立ち回りのこぎみよさ、女性の殺陣も流麗で、かえってすさまじいものがあった。
復活の兆しはある、なるせ女剣劇団だ。鵜飼正樹先生が深く関わり、京都造形芸術大学の剣劇クラブ(桃色女剣劇団)が発展するかたちで出来た劇団だ。
現在、各地のイベントで活躍されているのは心強いし、楽しみだ。
早く来い来い女剣劇時代・良五郎
ごきげんようさようなら
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