【6-タクシーで】 2009年
*加筆再録中(2018年)
3日目に領事館へ行ったときのこと…
いつもの待ち合わせ場所から仲間で4台のタクシーに分乗。
2台目で前を追いかけたつもりが、あっという場に前の車が消えた(@@)
しばらく走ってとまった場所に、仲間の姿はなかった。
「領事館は?」と聞くと、「領事館なんか知らない」と運転手。
無線で確認してもわからないって。え~、ここはどこ???(><)
きっと心配しているコーディネーターのアンナさんと話さなくちゃと
「電話を貸して」というと、携帯は持っていない。
持っているのはイエローページのような本だけで
「載ってないだろう」とページをめくって見せる。
出発前、偶然少し前までバルセロナに住んでいた家族にあったとき
ぼったくりタクシーにくれぐれも気をつけるようにといわれたのが
頭をよぎった。
同乗していたのは、毎週顔をあわせていた仲間たち。
付近の地図をひらいてみせるメイ、「日本語はわからない」と運転手、
めぼしい建物を探して「ここが○○ホテルだけど」と指さすマキ、
「ここだっていうんだから降りちゃえば」とミニョ、みんな頼もしい。
結局、その○○ホテル前で降車。
それは、ちょうど最初に停まった反対側あたりだった。
道を渡ったところにみんながいた。探しまわってくれたらしい。
運転手さん、悪い人じゃなかったんだ~。
『 Moltes(←カタラン語) gracias!!! 』
思いっきりお礼をいって、握手して降りた(^^;
タクシーは黄色↓。全体が黄色のが多かったけど
ちょっと変わったのも。
その前にあるのは、目玉のデザインの観光路線バス。
いくつかの決まったルートを次々と何本も走っている。