ホームセンターに売ってる滑り止めテープを使ってる人をよく見ますが、あの紙ヤスリのような粒材で滑り止め効果を出してるタイプは、耐久性が低い上に靴底への攻撃性が高く、車のペダルに使用するにはおすすめできません。
私のおすすめはIRSのノンスリップシートです。
モータースポーツ用に3M社特注品。
この商品の優れているところは、粒材で滑り止め効果を出していないこと。
プラスチックとゴムの間のような材質で、靴底にも優しいです。
材質の摩擦係数が高く、雨で濡れた靴でも滑りません。
凄い安心感。
かといってグリップしすぎる訳でもない。
例えばブレーキペダルからアクセルペダルへ、滑らせるようにスッと足を移したいときとか、そうゆう時にはグリップし過ぎないから違和感なく足を滑らせるように移せます。
本当にちょうどいいとしか表現できない。
しかもハサミやカッターで簡単に切れます。
貼り付け面の脱脂は必須、ペダルとノンスリップシート両方をドライヤーで温めてから貼ることを推奨します。
つい最近クラッチペダルを交換したので、クラッチペダルのは新しいノンスリップシートで、ブレーキペダルのは去年9月から使っているノンスリップシート。
もう8ヶ月(5000~6000キロ)も使ってますが、そんなに傷んでませんよね?
高くもないですし、おすすめです。
※追記※
できれば純正ペダルカバーの上から貼らないほうがいいです。
純正ペダルカバーを外してペダルに直に貼るほうが、靴底との接地面が増えるのでノンスリップシートの摩耗も抑えられるし、グリップも増えるのでおすすめ。
そして5mm厚のゴムがなくなるので、ペダルタッチも向上。
ただし注意点がありまして、純正ペダルカバーの厚みが5mm(ゴム山の頂点で)、ノンスリップシートの厚みが1.1mmなので、ペダルが約4mm遠くなります。
ポジション的にそれが厳しい場合は、純正ペダルカバーの上に貼るといいと思います。