この部品(シフトリング)が流行ってるみたいなので、交換方法がわからない方のために取説載せときます。
↑シフトリングについては、こちらを参照してください。
↓取説の画像をタップすれば拡大できます。
※追記※
この取説に付け加えたいところが3つあります。
まず⑧のリングを入れるとき、リングが入る溝にグリスを塗ってからリングを入れる。
グリスの種類は金属粒粉などが入ってないものならなんでもいいです。
つまりモリブデンやグラファイトが入ってるグリスはダメです。
リングを入れたら、リングの上にもしっかりグリスを塗ってからカバーをはめましょう。
ついでに支点のボール部分にもグリスをたっぷりめに塗っておくといいです。
普通の人はこんな所、次いつバラすかわからないでしょうから、しっかりと。
ただし最終的にグリスが垂れ落ちたりしてこない程度に。
次に⑪⑫のプッシュナットをはめ込むところ。
プッシュナットをはめ込む際に、専用工具は必要ありません。
この軸はプッシュナット側がΦ8mmなので、9mmか10mmのソケットをプッシュナット側にあてがうといいです。
プッシュナットとは反対側のフラットな部分を強く押し込むように力を入れながら、プッシュナットにあてがったソケットを押し込むと簡単に嵌まってくれます。
大事なのはここから。
プッシュナットを腕力である程度押し込んだ状態から、さらに強く嵌めることでシフトの遊びを減らし、シフトリングの本来のダイレクト感が出ます。
プッシュナット側はソケットをあてがい、力を入れて押さえながら、反対側のフラットな部分を小さめのハンマーで軽くコンコン叩いていきます。
ハンマーのこうゆう部分で軽くコンコンしてください。
ソケットを押さえている手は、垂直に押さえるだけでなく、わざとちょっと斜めに押さえたりして、プッシュナット全周が完全に奥まで嵌まるようにイメージして押し込みながら、反対側をハンマーでしつこいぐらいコンコンしてください。
ガチガチにはめ込むイメージで。
これでシフトの遊びが減ります。
クランプバイスを持ってる人はそれで締めてもいいですが、台座が樹脂ですから、締めすぎると割れるので注意。
あとは⑬のこちら。
車両の個体差もあるのか、この穴の芯とピボットの芯が完全に合ってないことがあります。
アールズのクイックシフトなどに換えてる場合、シフトレバー台座の高さが純正より高くなりますから、ここの位置関係もズレます。
診断方法として、エンジン停止状態でいいので、1速に入れた状態でシフトレバーを左右に振って遊び量を見ます。
つぎに5速に入れた状態でシフトレバーを左右に振って遊び量を見ます。
1速と5速で左右方向の遊び量が違う場合は、ここを調整してください。
白いプラ部分がストッパーになっているので、小さいマイナスドライバーなどでこじってロックを外します。
すると長さ方向にかなりの調整幅があると思いますので、1速と5速の遊び量が同じになるように調整してください。
これがズレていると、1速2速だけ入りにくかったりします。
私の車両がそうでしたが、ここを調整してからは1速2速が入りにくい症状が直りました。
こうゆう大事なことを、トップフューエルやアールズの取説に書かれていないことを疑問に思います。
はっきり言って、その部分のその程度の寸法差は機能的に全くどうでもいいです。
なので、他のメーカーのシフトカラーを買って、ヤフオクでシフトリング買ったほうがかなり安く済みます。
アルミのワッシャを付属してるのも意味がわからない。
見えるところじゃないんだから、無駄にコスト掛けて価格上げないでほしいのが消費者の本音。
他メーカーのシフトカラー4個のやつとヤフオクのシフトリングを両方買っても、トップフューエルのこの抱き合わせ商品より3000円ぐらい安いですからね。
意味のないところにこだわった結果、ちょっと価格が高すぎると思います。