北の富士さんの相撲コラムがいい
中日スポーツに連載されている北の富士さんのコラムがいい。元々大相撲の解説では歯に衣着せぬ、しかし愛情のある物言いを、心地よく楽しませてもらっていたのだが、最近ネットで同コラムを拾い読みするようになって、ますますファンになった。例えば昨日の記事では『両横綱が不在でも、今場所は相撲の内容が良いので土俵は活気に溢れている。~白鵬がぶっち切って優勝するより、6場所優勝力士が違った方が新鮮である。』『寒い日が続いていたので夜の外出を控えていたので、調子が狂ってしまった。俺から酒と女の話を取ったら何も残らない。やはり少し不良の方がいい。』『小生の俳句を待っている人も少なくない。~そのうち「プレバト」に出演し、梅沢富美男さんをぎゃふんと言わせたいものだ。』等々。物心ついて相撲を知った時、角界は柏鵬(柏戸・大鵬)時代から北玉(北の富士・玉乃海)時代へ移りゆく時期だった。端正な顔立ちと豪快な取り口だった北の富士は人気があり、昭和の時代のお茶の間桟敷を大いに盛り上げた。そして現在のNHKでの気風のいい相撲解説。ONや美空ひばりフーテンの寅さんなんかと同様の、昭和の色や匂いを感じさせてくれる、数少なくなったお一人である。昭和と言えば、昨日16日が昭和8年生まれで87歳になった父の誕生日であった。毎年何かしらプレゼントを贈るようにしているのだが、今年は正月後のメールで初詣等で外出が重なったせいか「疲れた。」という一言があったのが気になり、仕事を早めに切り上げて実家に向かった。聞くと3連休あたりから母と2人少し風邪をひいたようで、体調を崩していた様子。既に食欲も戻り、快方に向かっているようで安心はしたものの、いつ何が起こってもおかしくない年齢である事は、改めて覚悟しておくべきと自らに言い聞かせた冬の日であった。