前人未踏の45回の優勝を果たした大横綱・白鵬の断髪式が、昨日280人の招待客が見守る中盛大に行われた。最後の土俵入りには先場所優勝の大関・貴景勝と次期・大関候補の一人と期待されるモンゴルの後輩・豊昇龍を従えたまさに有終の美
横綱としての晩年は、白鵬の相撲内容や所作に対して賛否両論あったが、八百長問題やコロナ禍における興行などその時々の角界の危機に対してその屋台骨を支え続けた功績は、正当に評価されるべきと損なオヤジは考える
。そしてそんな横綱のそばで支え続けた奥様とお子様達の涙と笑顔が、断髪式に花を添えた
特に「お父様」に対する三女・真結羽ちゃんのメッセージにはほっこり
させられた。
『お父様、現役生活お疲れ様でございました。お父様の最後のお相撲のことははっきりと覚えています。あの時のお父様は誰よりもかっこよくて誰よりも輝いていました。今、目の前に立っているお父様は髷がないからちょっと不思議だけれど前より優しい顔をしています。前は髷があって頭を触れなかったけれど、もう髷がないからお父様が頭をナデナデしてくれた分を、私がお父様の頭をいっぱいナデナデ
してあげます。世界で一番優しくて、かっこいいお父さんでいてね。世界で一番愛してるよ
。真結羽。大勢の皆様、お父様の断髪式にお越しいただいてありがとうございました。』
行司軍配真結羽ちゃん
大横綱を圧倒したまさに大金星
である
