再就職して3ヶ月。在宅勤務なし、有給休暇なし、みなし残業以上に残業ありと、なかなかハードな毎日を過ごして来た。休みに関しても土日も含めたシフト制なので、休みの日にプライベートなイベントを差し込む気にはなかなかなれず、これまでは体を休める為のオフとして、過ごす事がほとんどだった。そんな中、ある程度仕事にも慣れてきたタイミングで日曜日を絡めた連休がもらえたので、何かしら生活に変化をつけようと考え、行き着いたのが親友・盛男が居る仙台への「みちのくひとり旅」である。当日余裕をもって家を出たのは良かったのだが、久しぶりの東北新幹線は仙台行きに自由席がない事を知らずに3本ばかし見送り、結果として到着が13時近くになってしまったが、30数年ぶりの杜の都は心地よい晴天で迎えてくれた。
まずは腹ごしらえと、朝起きた時から決めていた牛タン定食を目指して駅ナカの「牛タン通り」へ。さてどこにしようかなと物色していると、どの店も20人以上の待ち行列しょうがないから街に出て、Google頼りに探索してみたがやはり待ち客あり。結局ここが最後と目当てにした店もダメで、その同じビルに入っていた東京でもよく見かける「利休」で妥協 それでも悔しいからこの店だけのメニューと言う牛タン・海鮮丼のセットを頼んで食べてみたら、割とイケたので結果満足
盛男との合流は夜なので、市内観光としてこれだけは抑えておこうと思っていた「伊達政宗公の銅像」を拝みに、タクシーで青葉城跡本丸会館へ。途中運転手さんの観光案内を聞きながら、東北大学の広いキャンパスを横目に目的地に到着。ところが肝心の銅像は3月の地震で一部が損傷し現在修理中と言う。
まあこれはこれで思い出になるかなと前向きに捉え、仙台市内を一望出来るスポットから写真をパシャリ嫁へのお土産に御朱印帳と朱印をゲットしてホテルへ戻る。そしてこれも楽しみにしていた、これまたお久しぶりの温泉♨️にザブーンあぁ〜生き返るわ。部屋に戻り、DeNAの巨人戦勝利を確認してから盛男と夜の街に繰り出す。
盛男が予約してくれていた地元の食材が豊富な居酒屋で、石巻港から直送の刺身や牡蠣、またまた牛タンに舌鼓を打つ。
半年ぶりに会った親友に、新しい勤務先での事〜転職によって変わった価値観・人生観等々、じっくりと噛み締めながら話をする。これまでは当たり前と思っていたのだが、今では特別な時間。学生時代と変わらぬ、穏やかな相槌と温かな笑顔。逢いたい友と会って、気兼ねなく心情を吐露する。なんかこういう気分転換は絶対必要だなと、思い立ったら吉日的なこの旅行を実行に移した自分を自画自賛したい気分になる
2時間ばかり経って「じゃっ、今日も行っちゃう 俺は青葉城恋歌とみちのくひとり旅は絶対歌いたいから」とお約束のカラオケ対決へ。
まあ予定通り歌えたんで満足なんだけど、86対92、90対91といずれも惜敗。相変わらず若い歌も入れてくる歌ウマ盛男のホームグランド仙台での対決は、今回も全敗で終わった
急に決めたにしてはなかなかのクオリティとサービスだった「御宿・野乃♨️」さんに戻って、無料の夜泣きそばを夜食にいただく。
うん、大満足の初日 明日は有給を取ってくれた盛男の運転で、日本三景の松島と瑞巌寺を訪ねる事とした。楽しみである