泣けた、泣けた。いい歳こいて還暦オヤジが、最初から最後までべそかきながらのぐだぐだ挨拶。しょーがねーなーと思っていたアイツも、わがままで気分屋だったコイツも、一時はメンタル負けして心配してたあの子も。
「ポッキーさんに叱っていただいて、育てられました。」
「今の自分があるのはポッキーさんのおかげです。」
「ポッキーさんの言葉に何度も救われました。」
いつの間にか気ぃ遣えるようになったじゃねーか。上出来な花道作ってくれるじゃねーか。嬉しいけど、寂しいなぁ。寂しいけど嬉しいなぁ。だからまた涙。もひとつ涙。そんな君らに最後のへらず口。
「わがままで、自分勝手で、お天気屋さんの君ら。何度言っても朝の挨拶元気ねぇし、いくら言っても通路はいつも荷物だらけ、だから毎日会社に来てみんなに小言言わなきゃ始まんない。そんな毎日がそれでも楽しくて、そんな君らがたまらなく愛しくて。だから。。。コロナのこの2年間、君らとの時間が半分以下になって、濃厚接触出来なくなって、寂しくて悔しくてつまらなくて。叱咤激励とか、臥薪嘗胆とか、捲土重来とか、好きな四字熟語っていっぱいあるんだけど、60にして初めて嫌いな四字熟語が出来ました。。。『在宅勤務』。。。」
「あなた方と出会い、あなた方と一緒に仕事が出来て、本当に幸せなサラリーマン人生でした。ありがとう本当にありがとう みんないつまでもお元気で 」
『 誰にも負けずにずっと、思い通りに生きてた 』
『 命がけで今日も生きてるんだよ。心は土砂降り雨ん中。このままじゃヤバいってわかっちゃいるんだよ。明日の日の出はどっちなんだろう? 』