ついに連敗が止まった 初回からの集中打による先制の3得点や、4番佐野恵太選手の2試合連発となる追撃砲や、相手チーム打線がメジャー方式の山田哲人と青木宣親を休養日とする飛車角落ち
だった事や、いくつかの勝因は数え上げられるものの、何と言っても1番はノーヒットノーランをも期待させた大貫晋一投手の1安打ピッチングに尽きるのではないか
前回の中日戦での快投をなぞるようなテンポのいいピッチングはチーム全体を落ち着かせ、攻撃へのリズムを良くする。7回4奪三振被安打1の投球内容をさらに紐解くと、ゴロアウトが6割強の12個
特に怖ーい4番・村上宗隆選手を2本の投ゴロ(四球1)に抑えて見せたのは圧巻であった。これで大貫投手は完全にローテーション入りと考えてもいいのではないか
これまでのベイスターズは今永・石田・東・坂本と、毎年サウスポーの先発ばかりにスポット
が当たってきたが、今年は完全に覚醒した平良拳太郎投手に好投を続けるベテラン井納投手、そして昨日の大貫投手が加わって、非常にバランスが良くなってきた。あとは今日今季初登板になる上茶谷投手が、どこまで意地を見せてくれるか
ある意味今季を占う大切な1戦となるかもしれない。久しぶりの連勝も願って、ベイスターズのさらなる躍進に期待したい