会社に向かう表通りの銀杏並木が、ようやく冬らしいイチョウ黄色に染まり始めて来た。ほんの4~5年前までは、今の時期には既にほとんどが落ち葉となって、舗道に一面の黄色い絨毯を敷き詰めたようになっていたはずなのに、これも地球温暖化の影響なのか、何本かの木には落ち葉になるどころか多くの緑の葉っぱを残しているものさえある。サクサクと足元を包み込んでくれるようなあの感触が好きなのになあと、数年前にあの娘と歩いた神宮の銀杏並木を思い出しえーん、しばらく思い出の中に心だけの現実逃避を預けてみる。やはり日本人の心には四季折々の季節の色に重ねた移ろいがあるわけで、それを喪失していってしまうのは、大げさに言えば人生のバランスを崩してゆく事にもなりかねないのではと思ってみたりもする。先週末ビッグサイトで開催されていたエコプロ参加企業のSDGsに対する真摯な取り組みが、1日でも早く効果となって現れる事を他力本願ながら願う損なオヤジなのであるお願い

 

 

プロ野球のストーブリーグもその言葉がしっくりくる肌寒さになって、大方の恰好は着いた感がある。FA選手は落ち着くところに落ち着いて、各球団の契約更改札束を見ていても、世間的にも納得感のある評価額で弾着しているのではないだろうか。当然ながら頑張った人は頑張った分だけ跳ね上がり、残念だった人にはそれなりのダウン提示が為されている。一昔前ならば球団側と選手側に大きな温度差が生じ、保留者続出~越年・キャンプ自費参加も辞さずなんて記事が1つや2つはあったものだが、今は評価の元となるデータが詳細かつ科学的に分析されている事もあってか、上がっても下がっても選手の記者会見は皆大人でお行儀がいい気がする。どうかそれぞれが今の想いもしっかりと胸に受け留めて、来期への飛躍へと野球繋げていって欲しいものであるウインク

 

いよいよ先週から忘年会モードに突入した生ビール。今週半ばからの中国出張も含めて数えると、14回の宴席日本酒が今年も予定されている。サラリーマンの使命と捉えるかプンプン、単なる飲み会好きのオッサンてへぺろと捉えるかは別として、様々なシーンで多くの人と心を分かち合える機会は大切にしたい。ただ飲んだくれる酔っ払いだけではなく、相手からの想いは聞き出し聞き入れて、伝えるべきことは伝える、そんな時間を過ごせればと思う。

とか何とか言って、生ビール日本酒ロックグラスを正当化しているだけなのかもしれないんだけどねーOKてへぺろ

 

週末に6年前にわずか8歳で天国に旅立った甥っ子の7回忌があった。当時5歳だったその弟もお兄ちゃんの年を既に超えて、毎日大好きなサッカーサッカーを頑張っている。そして一昨年には8歳違いの弟も生まれ、今度は逆に自分がお兄ちゃんになって、それはそれはよぉーく面倒を見ている。そんな甥っ子2人に会うのも久しぶりだったので、その成長も確認出来るいい機会だくらいに思っての家人との法事への出席であった。

ところが、いざ読経が始まってしばらくすると前の列に座っていたその次男がすぐ横の柱に顔を寄せながらシクシク泣き始めたのである。さらに読経が進むとその声はしゃくり上げるような嗚咽に変わり、彼の両親も含め大人たち全員の心配を集める事となった。お兄ちゃんが亡くなった時の彼はまだ5歳だった事もあり、その事実がしっかりと受け留めらなかったのかもしれないし、幼心に落胆する両親を案じてあえて気丈にふるまっていたのかわからないが、当時は感情を顕わにする事はほとんど見られなかった。でも今は、大好きだったお兄ちゃんが天国に行ってしまった事を実感し、これまで抑えて来た感情が一気に溢れて来てしまったのだろう。そんな様子を見ていた自分も含めた大人達は、ただただ不憫に思い目頭をハンカチで抑えるだけでなすすべもなく、ただただうろたえるくらいしか出来なかった汗その時、小さな奇跡キラキラが起きた流れ星

それまで次男の隣でママに抱かれてじっとおとなしくしていた2歳の弟が、ゆっくりとお兄ちゃんの方にもみじみたいな小っちゃな手もみじを伸ばし、その肩をトントントントンおいで優しく叩き始めたのであるあせる。それでもお兄ちゃんが泣き止まないのを見ると、今度は二の腕をスリスリバイバイとなで始める。まだ言葉にならない言葉を発し始めたばかりの弟が、悲しみに打ちひしがられる兄の心情を本能的に感じ取って反応したその奇跡の行動拍手は、今にも溢れ出そうになる涙で滲んで汗少々ぼやけて見る事になった笑い泣き

この年になると慶事よりも弔事が多くなり、もちろん年の順である事が大前提ではあるものの、人の死に対していつのまにか「慣れ・免疫・耐性」みたいなものが自然と備わって来ていたのを最近自覚し、自分自身少し戸惑っていたタイミングでもあったので、幼い甥っ子達が一生懸命「死」と向き合う姿には、よけいに胸を打たれ心を洗われた気がした照れ

 

さてもうすぐクリスマスクリスマスツリー。この時期になると我々世代はどうしても山下達郎の「クリスマス・イブサンタ」を口ずさみたくなる。そして、若い子達に倣ってYouTubePCから探し当てたのはJR東海の新幹線後ろシンデレラ新幹線真ん中エクスプレス新幹線前のCMグッ爆  笑。そう若き日の深津絵里と牧瀬里穂がすこぶる可愛いラブラブアレである。

 

音符 雨は夜更け過ぎに 音符

音符 雪へと変わるだろう 音符

 

 

秀逸過ぎるキャッチコピーも素敵でした照れ

プレゼント 『帰ってくるあなたが、最高のプレゼント』

クリスマスベル 『ジングルベルを鳴らすのは、帰ってくるあなたです』

クリスマスツリー 『どうしてもあなたに会いたい。。。夜があります』

 

今週からいよいよ寒さも本格化して来るようです。

今年も皆さんにサンタサンタクロースから素敵なプレゼントプレゼントが届きますよーにおいで

一足早い、トナカイメリークリスマストナカイ