
五月晴れの5月4日、前回の神宮のリベンジにと計画していたDeNAの応援に、今年初めて本拠地ハマスタ(
横浜スタジアム)に乗り込んだ。青空の下、
片手に贔屓チームを応援し、さらに隣りには可愛いお姐ちゃんの笑顔
があれば、これぞ人生至福の時
と思い誘いを入れたのだが、残念ながら新宿にも銀座にも振られてしまった
。ならば野球小僧よろしく1人でもと意気込んだところに、ここ数年音信途絶えていたベイキチの存在を思い出し、10日ほど前に記憶にあったアドレスにメールしたところ「ぜひ、ご一緒したい
」となり、急遽50オヤジのハマスタの集いが実現したのである。
試合開始の2時間前に到着したハマスタは、ここ数試合のDeNAの好調さを示すような沢山の人の列。普段ならストレスを感じる人の波も「みんな同じDeNAの仲間だからなぁ
」と1人ウキウキしながら童心に返って、待ち合わせの4番GATEに向かう。
「いやぁーご無沙汰してます。お元気でしたか!」
「どうも、どうも、ポッキーさん。本日はお誘いいただきありがとうございます。」同じ大学出身でもあるペンさんは、温厚な人柄と知性的な笑顔が相変わらずで、10年近いタイムラグも数分で解消されて、試合前の練習を見ながら早速の野球談義に花を咲かせる。

「いやぁー楽しみだなぁ。筒香のホームラン
見てみたいですね。」
「うーん、見れるかもしれませんよ。最近の彼は雰囲気出てきましたからね。4番の風格というかね。」
「そうそう、やっぱりキャンプでゴジラ松井の指導受けたのも大きかったんですかね。」
「でしょう
。一流には一流にしかわからない世界があるんじゃないですか!」
「ですよね!筒香もそうだけど、梶谷とか若いピッチャーとか、中畑はいいチームに仕上げてきましたよね。それに比べて原の選手起用は理解に苦しむ
。特にこの前の4番・中井にはガッカリさせられた。自分が巨人の4番は何人にも侵されない聖域とか引退スピーチで言っておいてのあの起用。あれはお客さんに対しても失礼でしょ
。我々の時代、父親にナイター連れて行ってもらって、仮に巨人が負けても王のホームラン見れたから、長嶋のファインプレー見れたから、よかったじゃないっていうのあったじゃないですか
。だからファンも納得出来たみたいな。それがあんなんじゃ、夢がなくなる
」
「同感ですね。一方で筒香には、生で見るだけでファンを納得させる、そういうものが出てきたって事ですよね。」
「そうなの、そうなの。いやぁー、こういう野球の話が出来る相手が最近近くに居なくてね、嬉しいなあ
。ペンさん、ありがとうございます。」
「いぇいぇ、私も楽しいですよ
。」
そんなオヤジ2人の熱い想いを察してくれたのか
、この日のDeNAは、エース久保の快投と願い通りの4番・筒香の豪快なホームランを含む3打点の活躍で、苦手なヤクルトに快勝!個人的にも前回の雨に泣いた神宮のリベンジを、十二分に果たしてくれた
。
さらに我がDeNAは、翌日のこどもの日をハマの番長・三浦大輔投手の熱投で取ると、GW最終日の6日も勝利し5連勝
ナント球団初の両リーグ最速での20勝到達まで果たしたのである

選手個々の役割分担を明確にしている中畑監督のブレない采配が、着実にチーム力を高め、成長させている。これはひょとしたら、ひょっとするかもよぉー


とりあえずは7勝2敗と、文字通りのゴールデンウィークになったDeNAの躍進にハマスタ名物「みかん氷」で乾杯


週末の巨人との直接対決も、よろしく頼みますよぉー

頑張れ!中畑DeNA! I☆YOKOHAMA
