「232」。
先日発表されたサッカーW杯日本代表選出会見の時に、ザッケローニ監督が口にした数字である。すなわち、今回の代表選出を行うために、この4年間で彼が直接観戦したJリーグの試合数だと言う。この数字を聞いた時、選出メンバーについての思いは誰もがそれぞれあるにせよ、最終選考に行き着くまでのプロセスにおいて、ここまで謙虚に真摯に取り組んでくれたイタリア人の監督に、一日本人として敬意を表したいと思った。欧州の名門チームの監督を歴任してきた彼が、過去の経歴や与えられた権限に驕る事なく、発表前日まで現場に足を運んでいた事は、真面目と公平性を好む日本人気質が尊重された思いがして好感が持てる。そんな風に選出されたメンバーなのだから、ザックのそして我々ファンの想いに応える活躍を、日本代表サッカーには期待したい。

少し前になるが、世界卓球選手権における平野早矢香選手・石川佳澄選手の頑張りには心を打たれた。特に2ゲーム連取され、マッチポイント1つ前まで追い込まれながら、奇跡的な大逆転劇を演じた平野選手の精神力(根性)には、ただただ驚かされるばかりだった。一昔前のオリンピックなどでよく見かけた、極めて日本人的な勝負弱さ(ひ弱さ)など微塵も感じさせないタフな心の強さを教えてもらった。日本卓球史に残る名勝負!いいものを見せてもらったと思う。

GW明けに実家の近くでレンタカーを借りて、父を都内の心臓外科医に連れて行った。まさに風薫る5月を感じる最高のドライブ日和?となり、結果として久しぶりの遠出となった父は終始ご機嫌で、現役時代の武勇伝から下水管に根を伸ばしたタケノコの話まで、病院までの小一時間の車内は、父の独演会となった。結果的にここ数ヶ月の発作は、狭心症ではなく高血圧症からくるものなので、若干の薬の増量と食事療法により改善をしてゆく事となり、安心した父と帰りに築地の寿司屋で、プチ祝いのランチをとった。美味そうに寿司を頬張る父を見て、有休をとって1日付き合った甲斐があったなと思う。親孝行にはここまでという期限や分量を設けるべきではないんだなと思い直した。出来る限り。。。弟の分まで。

チャゲ&飛鳥の飛鳥が覚せい剤取締り容疑で逮捕された。残念である。。。高校生の頃、受験勉強しながら聞いていたラジオから流れてきた『ひとり咲き』に衝撃を受けた叫び。「燃え尽きてぇ―しまぁったぁー、恋花は静ぅかに~」「あんたと心ぉー合わせたぁーけぇーれぇーどぉー」「燃えて散るのが花ぁー、夢で咲くのが恋ぃー」なんだこの畳み掛けるようなサビばかりの曲は!? すげぇっー!!
もうあの魂の叫びのような拳のきいたヴォーカルは聞けなくなるのか?寂しい限りの「ひとり咲き」である。。。

4月から再開した「続・最後から二番目の恋」が期待通りにいい。中井貴一とキョンキョンの軽妙な掛け合いは微笑ましく、一方で我々世代の生き方として、ふと頭をよぎる不安?後悔?etc.をさりげなく差し込んでくれるところに共感を覚える。

テレビ『人が大人になるということは
それだけ 多くの選択をしてきたということだ
何かを 選ぶということは
その分 違う何かを失うということで
大人になって 何かをつかんだ喜びは
ここまで やったという思いと
ここまでしか やれなかったという思いを 同時に知ることでもある

だからこそ人は 自分の選んだ 小さな世界を守り続けるしかない
選択が 間違っていたと認めてしまったら
何も 残らないから』

吉野千明=キョンキョンラブラブ!いい女だなー。抱きしめたいっ!
そして自分も、坂口憲二演ずる長倉真平のごとく“天使”の活動を続けるぞにひひ まあ俺の場合は「天使」の前に、漢字の「堕」とか、カタカナの「ペ」がついたりするかもしれないけどねーべーっだ!
5月の風が心地いい。