痛さに考えることもつられつつの週末あれこれ | かちぃの☆卵巣がん☆ブログ

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卵巣がんになってからのことを書いています。
いろいろな気持ちを書いています。
泣き言やネガティブな本音も多いです。
クライ話が嫌いな方は読まないでね。

相変わらず、左側の腋、腕、肩甲骨、鎖骨付近などが痛いです。
左腋の痛さが、案外くせ者です。
ロキソニンと気休めの湿布でごまかしています。

くっそ~。
痛いと感じてることが、めんどくさいっ!

その日、その時によって、けっこう痛さの度合いは違っていて、あまり痛くない日もあります(もちろん、ロキソニンは飲んでるんですが)。
なにかに気を取られて、痛みは忘れているときもあるので、そんなにいつもいつも痛みを気にしているわけではありません。

咳は、出始めのころよりも少なくなってきましたが、まだ出ます。
うーん。胸水のせいで出ている咳のように思いますが、違うかもしれません。


痛いとあまりいいことは考えません。
もっと悪くなっていって、体がしんどくなっていくんだろうな、そうなったときどうしよう…ということなどを、考える時間が増えてきます。

それも必要な時間なのかもしれません。

ですが、そういうとき、気持ちは晴れ晴れというわけにはいかないし、日常で体を動かすのに支障もあるので、QOLの維持というのが、いよいよ現実的な課題になってくる予感がします。


柿

先週、またホスピス見学に行ってきました。
なかなかいいところでした。
候補に入れます。

実際のケアがどんなもんかはわかりませんが、それはどの施設も同じです。
目に見える範囲で、感じられることを頼りに判断するしかありません。


私の行ってる病院は、緩和病棟はありませんし、緩和外来もどうもあんまりまともに機能してなさそうです。

この先いったいいつまで、この病院、主治医に面倒みてもらえるんだろう…と、最近、ちょくちょく考えてしまいます。
抗がん剤やり尽くしたら、「もうこの病院ではできることはありません」ってなるのかな?
その時に元気でも?
その時にすごく具合が悪くても?

気になるなら、主治医に聞けばいいんですけど。
でも、それで聞いた内容が、
「えー、なんだよーそれー、見捨てん早いだろー、ひでー(T_T)」
というものだった場合、落ち込むのが確実だし、先生のことも病院のことも嫌いになりそうなので、聞いてません。

でもどこかで聞いとかないと。
聞く覚悟ができたら。
準備があるし。


うちの病院は、患者が死ぬまでは面倒みないから、なんとなくですけど、先生たち(主治医を含め)は、患者が少しでも長く元気でいたい、長く生きたいと必死になってる気持ちがわかってないように感じるし、その延長で、治療法がなくなってそれまで必死に頑張ってきた病院から離れる患者の気持ちも浅くしかわかってないように感じます。

病院ごとの役割があるんだから仕方ないです、ってところなのかな。

まあ、仕方ないのかな。
でも、それだったらがん診療の拠点病院としての役割を、もっと必死で果たせよ! とも思うのですけど…。
化学療法に関しては、最新の治療法で行われていないと思うので。
やれよっ! もっと努力しろよっ! こっちは命がかかってんだよっ! と思います。


私は主治医を友だちと思ってきたので、さよならするのは寂しいです。

でも、ま、新しい先生と出会って、短い間でも付き合えると思って、楽しみにするのがいいんでしょうね。
いい先生じゃなかったら悲惨ですけどね~。



柿

週末に、ぼーずとぐふと、3人で、実家に行ってきました。
父が、入院しているので、お見舞いに行きました。

もう5年かな、父は認知症を患っていて、レビー小体型認知症という元気がなくなっていって、体も動かなくなっていって、3~5倍速くらいで年を取ってしまうような病気です。
今夏、誤嚥性肺炎で入院して、寝たきりになって、口からは食べられなくなって、言葉は全然出なくなっています。
肺炎になる前にも、言葉はほとんどでなくて、1日のほとんどを寝ていて、体は自分ひとりではほとんど動かせない…という状態にはなっていたのですが、肺炎でさらに一気に病状が進んだようです。


母はずっと父の介護をしてきて、だんだんと病気が進んでいく父をずっと見てきました。
でも、一気に悪くなることには、心の準備ができていなかったのでしょう。一時は動揺と迷いで、いっぱいいっぱいのようでした。
私も心配なので、ちょくちょく実家に帰っていたのですが、この2カ月ほどは、父が悪いなりに落ち着いているので、母はようやく現状と、これから起こるだろうことを受け入れられてきた様子です。

母には、私の病気について、治療のことなどは話しているのですが、先の見通しのことでは、深刻な内容ははっきりとは話せていません。

病友さんから、母に早くはっきり話したほうがいいというご意見もいただくのですが…。

私自身が、いま、母に心配されたくないのです。
騒がれたくない。
そのへんは、「なんで?」と思う方もいるでしょうが、私はそうなのです。親子の関係はそれぞれいろいろ違うのだと思います。

母をはじめ、大人たちは、理解してくれるでしょう。
私がそうしたかったからそうしたのだということを。
それ以外のことをする余裕はなかったというか、そこに振り向けるエネルギーの余裕がなかったということを。

とにかく、父よりは先にはいけないなぁと思うので、そこはがんばろうと思います。



柿

「このことを見届けるまでは死ねんっ!」ということは、いくつかありますが、最近また増えました。

最近加わったことは「早くそうなってほしい」と思うことなのですが、私がこういうことを言うと「それなら、早く実現しないほうがいいじゃん」と友人には思わせてしまいます。
しかし、大丈夫!
新しくリスト入りしたことに関しては、早く実現した場合は、「やったーキャー」と思って、私自身はさらに粘れるに違いないと思いますクラッカー