いつもありがとうございます。
ぽーぽきです。
ラン科
セッコク属
2024年7月の作品。
先日、あるイベントに参加する時に、髪に付けてと、友人が分けてくれたデンファレ。
人に贈るレイを作って余ったものを分けてもらったのです。
ピン2本でデンファレをお団子に固定、道端で見つけたクチナシの花を枝付きで一輪いただき、その横に挿しこみました。
即席髪飾りの出来上がり〜。
動く度に、クチナシの香りがふわっとして心地よいです。
デンドロビウム・ファレノプシス。
略してデンファレ。
デンファレは他の花に比べて、日持ちがよく、レイや髪飾りにしても持ちが良いです。
髪につけて持ち帰ったものはすぐに水に挿したので、しばらくして蕾が花開いてきました。
属名のセッコクは、石斛と書きます。
岩や木に着生することから名付けられたとされます。
数年前に訪れた蘭展での展示。
本当に着生した天然の蘭は映像でしか見たことがありませんが、いつかは見てみたいです。
宮城県の松島町に瑞巌寺という国宝のお寺があります。こちらの境内の杉の老木にセッコクが着生しています。
この杉の地上20メートルほどの高さのところに着生しているそう。12月ごろに撮影しましたので、花期ではなく、残念ながら姿は確認できませんでした。
昔は松島湾の島々に自生していたセッコク、乱獲により数をへらしてしまったそうです。
松島町の町花になっています。
松島湾。
松島やああ松島や松島や。
松尾芭蕉さんが訪れたのは初夏の頃。
美しいセッコクの花を見たのでしょうか。
きょうもよい一日でありますように。