いつもありがとうございます。

ぽーぽきです。


アジサイ科アジサイ属



2024年7月の作品。


モデルは、たくさんの花のついた花房だったのですが、先生のアドバイスにより、ひとつだけ描くことに。


このアジサイはまだつぼみです。中心にある、水色の丸いものがつぼみで、花びらに見える紫色の部分は萼片です。


この小さなつぼみ、よく見たら凹凸があり、影を描くのにルーペを使いました。

ふぅ〜、はみ出さないように集中力が必要です。


萼片には細かく脈が走っていて、その凹凸、影を描くのが難しいです。


先輩方のアジサイ画を見せていただきましたが、花房全体、しかも何輪も描いていらっしゃって…拝みたくなります。


さて、アジサイといえば、思い出しますのが、長崎のお菓子「おたくさ」。


福岡の会社員時代、長崎出身の先輩にいただいたことがあります。


アジサイの花を模した、このお菓子。

名前の可愛らしさ。見た目の可愛らしさ。それに、おたくさのエピソードが思い出されます。



佐藤達夫さん著、「画文集 花の絵本」の絵を引用させていただきました。


アジサイの園芸品種の別名、ハイドランジア・オタクサは、博物学者シーボルトの愛する女性「お滝さん」の名前にちなんだものだと言われています。


この別名にまつわる様々なエピソードがあるようですが、とにもかくにも、響きがかわいいなぁと思ってしまうのです。


花言葉は「辛抱強い愛」だそうです。


今日もよい一日でありますように。