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ぽーぽきです。


ke kumulāʻau nui、ケ クムラーアウ ヌイ、

ハワイ語で、大きな木という意味です。


keは英語でいうtheのようなもの、kumulāʻauは「木」、nuiが「大きい」です。


わたしは大きな木が好きです。

大きな木は、大抵樹齢も相当なものなので、遥か昔からここで時の流れを見てきたんだなぁと尊敬の念を抱きます。


最近よく使われる「推し」という言葉。

普段あまり使わないのですが、敢えて使ってみますと…「推し」の木がいくつかありまして。


その中でも、ご紹介したい木を挙げてみます。



柳の木です。
後ろに建物が見えますので、その大きさが分かります。


こちらは名取川の河原にいた若い柳の木。

大きくても小さくても、柳の木は好きです。


柳は、水辺に多く自生しています。

柔らかく、しなやかな柳は、風などの外力をかわして、根を張り巡らして土を補強したり、川の水をきれいにすることで知られています。


環境に柔軟に対応するバランス感覚の優れた木だと思っています。





そして、名取市閖上にありますあんどんの松。

伊達政宗公により植えられたとされ、漁師さんが灯台がわりの目印にしていたと伝えられています。


上が陸地側から、下が海側から見たところです。


初めて出会った時にはその大きさと堂々とした姿に圧倒されました。


松は、被子植物より古い時代からある裸子植物。有機物の少ない貧栄養の土壌で、根を発達させ、菌根菌という菌類を介して、養分を受け取っているそうです。


他の植物が育ちにくい環境でも、持ちつ持たれつ、仲間と協力して、成長していく松。


ハワイ語のkumuには、幹という意味の他に、先生、根源という意味もあります。


やはり、わたしにとって、木は「先生」なんだなぁと改めて思ったのでした。


きょうもよい一日でありますように。