いつもありがとうございます。

ぽーぽきです。


気候の良い時期は、自転車で散策するのが気持ちいいです。


用事を済ませた後の帰り道は、絶好のサイクリングタイム。愛車に乗って、遠回りしたり、あえて初めての道を通ったり。新たな発見があって面白いです。


素敵なお店やお菓子屋さん、きれいな景色…偶然に見つけたものが、とっておきのお気に入りの場所になることも。


先日は、豊かな緑に誘われて、吸い込まれるように、とある大学の校内へ。


緑の中、深呼吸しながら走っていると…

なんとも芳しい香りに足を止めました。


香りの主は、白くかわいらしい花をつけたトベラの木でした。




東北以南の海岸を中心に自生するそうで、実際に海岸で見かけたことがあります。

これは、南三陸の神割崎で見かけたもの。



公園や道路沿いなどにも植えられています。

これは、以前道路沿いで見つけたもの。



名前の由来は「扉」から来ているそうです。

そして、このトベラを見ると連想するのが、クサトベラ。


名前や葉の形が似ているので、同じ仲間の植物かと思い、調べたことがありますが、別の科の植物でした。


日本の南西諸島や、太平洋、インド洋の熱帯、亜熱帯の海岸に自生する植物で、ハワイにはクサトベラにまつわる伝承があります。


そして、この写真は、ハワイで撮影したクサトベラです。




ひとつの植物に出会うと、連鎖的に他の植物や動物、昆虫、人の暮らしへと興味が広がっていきます。


得られた知識や経験が層になり、今のわたしの感性に影響を与えてくれています。

散策は宝探しのようなものでしょうか。


きょうもよい一日でありますように。