赤猪岩神社と大国主命 古事記の話 | 毎日がspecial〜♪ ※心象パステル画※《かきかた※書道教室》

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お正月2日目

今日は医療と看護発祥の地
『再生神話の里』大国主(オオクニヌシ)よみがえりの地鳥取県南部町に行って来ました。
古事記によれば、大国主が因幡の白兎を助けた後出雲への帰路に落命したが、この地で再生、復活したとされ、このことから南部町は医療と看護発祥の地と言われたそうです。

この南部町に⛩赤猪岩神社 (あかいいわじんじゃ)があります。

*この神社にまつわる古事記のお話
古事記神話
 〜 因幡の白兎を救った帰り道の悲劇〜
大国主(オオクニヌシ)が大勢の兄神のお供として因幡を訪れることから始まります。兄神達が因幡の国のヤガミヒメに求婚するためでした。大国主が大きな袋を背負った姿が印象的なのは、この旅の荷物を背負わされていたからです。この国でのお話が「因幡の国の白兎神話」です。
サメの怒りをかい 毛をむしられた一羽の兎と出会い哀れみ「真水でよく体を洗い蒲の穂に包まりなさい」と助けます。するとみるみる間に兎の怪我は治りこう言います。「ヤガミヒメはあなたと結婚するでしょう」と。ハ十神一行がヤガミヒメのお屋敷に着くと、兄神たちは一斉に結婚を申し込みますが、全員失敗。ヤガミヒメは大国主命が助けた兎の予言通り「私は大国主と結婚します」と言いました。これに怒った兄神達が大国主殺害を企て実行します。伯耆の国の手間山の麓(南部町)に来た時に大国主は八十神と呼ばれる兄神たちに命ぜられます。「山に棲む赤猪を山頂から追い落とすので、お前は下にいて捕まえろ」
まんまと騙された大国主はそれを真っ赤に焼けた大岩とは知らず、焼き殺されてしまったのです。
母神、サシクニワカヒメが息子の死を悲しみ高天原に救いを求め、赤貝の女神(キサガイヒメ)と蛤の女神(ウムギヒメ)が地上へ遣わされ女神が赤貝の殻を削り、蛤の汁と合わせて塗り薬を作り大国主命の体に塗ると大国主命は再生し、蘇ったのです。
古事記の中の神話ですが、驚くことに赤貝や蛤の殻に含まれる成分キトサンは、現代の医療における人工皮膚などの原料に使われているそうです。
現在、出雲大社本殿にウムギヒメとキサガイヒメを祀っています。(南部町パンフレットより)

この赤猪岩神社の境内には、「大国主が抱いて落命した」と言い伝えられている岩が祀られています。この岩は、地上にあってこの地を穢さないよう土中深く埋められ、大石で幾重にも蓋がされ、その周りには柵が巡らされ、しめなわが張られています。これは「厄の元凶」に対する注意を、子々孫々まで忘れてはならないことを教えています。
「受難」「再生」「次なる発展への出立」の地として、「再起」にご加護を願い赤猪岩神社を訪れます。

   柵に囲まれた大岩は長年の苔に包まれあたりは静かな氣が満ちていました。

今年の干支が亥 猪ということもあり訪れあらためて日本の神話にもふれ貴重な1日となりました。

帰り道のこと






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