ご訪問ありがとうございます。
今回で《浄土和讃》編は一応ご披露最終です。
《和讃》は沢山あるのでまた読みこんで描いてみようと思います。
心象パステル画《浄土和讃》六
閉ざされた心を開く光 〜炎王光〜
光炎王仏(こうえんのうぶつ)となづけたり
三塗の黒闇 (さんずのこくあん)ひらくなり
大應供 (だいおうぐ)を帰命(きみょう)せよ
〜訳〜
阿弥陀仏の光の輝きはもっともすぐれているから、光炎王仏ともうしあげる。
その光は地獄や餓鬼や畜生という迷いの闇の世界を打ち破る。 あらゆる供養を受けるにふさわしい大應供に帰命するがよい。
地獄や餓鬼や畜生
衆生がそれぞれの行為によって趣き行く特に悪い三つの世界。
地獄は地下にある牢獄の意で、苦しみきわまった世界、餓鬼は常に飢餓に悩まされる世界、畜生は人にたくわえ養われて生きているものの意で、鳥・獣・虫・魚としての生存状態をいう。
光炎王仏
光明の中でも最もすぐれた光明の仏ということ。
炎は光の盛んなこと。
大應供
應供は仏の十種の名の一つである。価値のある人。尊敬すべき人、他人からの供養を受けるに十分相応すべき人。
最もすぐれた仏であることを『大』の一字を加えて表現し、弥陀の別名とされている。
〈参考文献〉
浄土真宗聖典《三帖和讃》
《吉祥梵字パステル画》
大日如来 不動明王
お寺での展示今回は《浄土和讃》六首と
ご住職と奥様の干支の吉祥梵字パステル画を飾って頂きました。
お世話になりありがとうございました。
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私がパステル画に出会って3年目になろうとしています。
ふじもと先生に曼荼羅パステル画教えていただき、パステル画を描きながら頭の中に色々湧き出るイメージを表現したいと思っていた時に、父の残した仏像の本、印材に彫りかけていた梵字を見つけ、偶然入った古本屋で梵字の本と出会って、母に習った書とそれらを合わせたものが出来たらと《吉祥梵字パステル画》を考案して、先生に見ていただいたら「どこかに展示披露して誰かに見ていただけるといいですね」と言ってもらい、お世話になっているお寺さんに厚かましくもお見せして展示をしていただけないかとお願い、作品を見てもらっての感想、浄土真宗には《和讃》というものがあり、その「《和讃》を書いて画に仏様をシルエットで表現出来たらいいですね」とアドバイスをもらい新たに《心象パステル画》を考案
この度そのお寺の本堂に展示させて頂きました。
お盆の行事等で門徒さんも本堂にこられてどのような感想をもって見ていただいているか分かりませんが、私なりの心象を本を読んだりしてイメージ表現して描いた作品なのでそのままを見てもらえたら嬉しいです。
私のパステル画への思いをイメージして、行動に移したことが色々な人との出会いやお力を借りて形になっていったことがとても嬉しく感謝しています。ありがとうございます。

新月🌑に書いた私の思いが今日の満月に🌕叶ってありがとう〜

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今日も最後まで読んでいただきお付き合いありがとうございました

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今回展示していただいているお寺の場所は
《西蓮坊分院》
浄土真宗本願寺派の寺院です。本院は広島県にあります。
山陽電車本線 東二見駅南出口から徒歩約8分 山陽電車本線 西二見駅から徒歩約14分
お近くの方は是非お訪ねください。