vol.88
今日は子どもが昼から
新入生歓迎会のため
梅田へ行くとのこと。
うちは奈良で子どもは
これまで大阪に行ったことが
ほとんどなく
「行き方教えて～」
との連絡が
地図アプリ使って
自力で行けよ～
とも言えず
自宅から私のスマホで
Google MapとLINEを使って
行き方を指示。
普段何気なく
歩いているところも
まったく分かってない人に
伝えるのはめちゃくちゃ難しい
図示して教えてあげても
なかなかたどり着かない。
そもそも自分がどこにいて
どっちを向いてるかが
分からないと
まったく逆の方向に
行ってしまったり。
けっきょく、30分前に
梅田についたのに
知っていれば
10分くらいで
行けるところを
10分遅れで
到着したとのこと。
ま、無事たどり着けて
良かったです。
その昔、話し方セミナーの
『コトハナセミナー』で
目的地への行き方を
相手に口頭だけで伝え
無事目的地までたどり着く
地図を完成させられるか、
という演習をやったことを
思い出しました。
一人はホワイトボードが
見えない位置に立ち
手元の地図を見ながら
口頭で目印になるものや
おおよその距離を伝えて
もう一人がホワイトボードに
地図を書いていくのですが
口頭で伝える側は
相手が書いている地図を
確認できないので
右と左、上と下、
方角を間違えただけでも
とんでもない地図が
出来上がります。
間違えたら「そこ、逆！」と言えれば
修正しながら地図を作れますが
相手がどんな地図を
描いているかわからずに
口頭だけで指示をすると
これだけ違うか
びっくりするくらい
まったく目的地に
たどり着けない地図が
出来上がります。
なんで
出来へんねん！
伝える側はこう思いますが
聞く側は聞く側で
言われたとおりに書いてます。
それぞれの持っている
知識や経験によって、
同じ指示を受けても
出来上がりは
まったく異なるんですね。
口頭だけで伝えるって
実はとても難しいんですよね。
あなたは、これやっといてって
口頭でいうだけで
相手が自分の思った通りにできる、
とか思ってませんか？
そしてできなかったら
なんで
出来へんねん
って言ってませんか？
指示したことが
できなかったということは、
指示を受けた側だけでなく
指示をした側にも
責任はあるということですよ
無事に帰ってきた子どもと、
今日もオムライスを作りました。
見た目はイマイチですが
子どもが美味しいと
言ってくれるので
その言葉、素直に
受け取っておきます。