vol.45

イチロー選手

現役引退を表明しましたね。

 

写真=Getty Images

 

イチロー、かっこええラブ

 

野球をあまり知らない

私でも知っているくらい

 

イチローは世界的に有名な

プロ野球選手です。

 

って書くのも恥ずかしいくらい

超有名ですな爆  笑

 

 

最後の出番を終えたとき、

チームメートが続々と出てきて

抱擁するシーン。

 

メジャーリーガーにもこれだけ

リスペクトされている日本人

なかなかいないでしょう。

 

 

 

そしてその、野球に対する

ストイックな姿勢は

修行僧とまで

言われていました。

 

若い頃は鈴木一朗(当時本名)

の振り子打法を認めない

当時の監督に向かって

 

「二軍にしてビックリマーク」と

言ったとか言わないとか。

 

イチロー振り子打法連続写真

(週刊ベースボールONLINEより)

 

「帽子を目深に被って挨拶もしない」

と言われたそうですが、それも実は

「選手の命である目を太陽光から

守るため」だったとか。

 

 

こんな、自分の信念を曲げない人を

世に出した人

 

オリックス時代の仰木監督です。

 

個性を尊重する監督で

振り子打法も

 

「足を上げて打とうが、

後ろを向いて打とうが、

ヒットを打ちゃあいいんだ

 

と言う人だったそうです。

 

1994年、オリックス監督の仰木氏(右)とイチロー

Photo by スポニチ

 

 

 

失敗する指導者には、

とかく選手を型にはめよう

する人が多いように思います。

 

型にはまることで

悪いところが良くなる人も

いるでしょうが

 

イチローのような人は

自分で考えて良くしていくので

型にはめると逆効果。

 

野茂や田口、長谷川などの

メジャーリーガーを育てた

仰木監督は

 

彼らの才能を認め

一切教えなかったそうです。

 

仰木監督の指導法

選手の長所・個性、

ニーズに注目し、

 

それをほめて伸ばす

ということでした。

 

近鉄時代の仰木監督

(Number Webより)

 

でも仰木監督も

いつでもだれでもほめていた

わけではなく

 

その怖さを口にする人もいたようです。

下差し

「今の時代、本当に必要な監督力とは?」(Number Web)

 

 

 

会社の売上に貢献する

人財育成の「ほめ育」も同じ。

 

ほめそやす、ほめちぎるのが

ほめ育ではなく、

 

叱るところは叱る

ほめるところはほめる

 

叱り方、ほめ方に

原理原則があるからこそ

人が育つんですね。

 


個性をほめて伸ばすには、

仰木監督のように

 

選手ひとりひとりを

しっかり見ないと

その個性が見極められません。

 

 

 

ほめ育には

1mmの成長に焦点を当てる

という言葉があります。

 

昨日より今日、今日より明日、

 

たった1mmでも成長している部分を

見つけられればその差は

 

1年、2年と経つことで

大きな成長につながります。

 

 

 

誰でも彼でも教えずに伸びれば

監督もコーチも要りません

 

型にはめたほうがいい人や、

いい時期もあると思います。

 

要は、一人ひとりの

個性、性格、適性を

見極めて

 

しっかり見てあげることで

 

ほめるポイントが見つかり、

 

その成長がたった1mmでも

しっかりほめることで

人は成長するということです。

 

ほめ育のほめる

甘やかすではなく

認めるということです。

 

仰木監督に認められたイチローは

最後は全世界に認められて

選手生活を終えました。

 

 

 

大きな拍手

を贈りたいと思います。

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