今、肝動注化学療法を受ける為に入院中です。

自分がこの治療をすることを決めた際に体験談など検索したのですが情報が少なかったので、自分メモ兼どなたかのお役に立てたらという思いもあり記録します。


私が行った肝動注化学療法は簡易リザーバーによるものです。

以下は病院からの説明書の引用です。

左上腕から血管造影を行いカテーテルを肝動脈内へ挿入し、皮下に埋め込まないで、挿入部皮膚の上に固定し、使用します。これは入院中のみ使用し、約2週間で抜去します。


また薬の投与方法?にも種類があるようで私が行ったのはNew FP療法。

以下説明書の引用です。

1日目は透視室で行います。リザーバーからシスプラチン50mgを透視下に投与します。その後自室に戻り5FU250mgを短時間投与さらに5FU1,250mgを入れた携帯用ポンプに接続します。治療日を含め4日目に終了します。チューブは固定しているので自由に動くことができます。動注による副作用(吐き気、腎障害)を予防するために、1日目のみ吐き気止めと、動注前に500mlの補液、さらに1,000mlの補液を行います。これを1クールとし入院中に2クール行います。


事前にネットでいろいろ調べて私が持っていたイメージは

「全身抗がん剤より身体への負担が少ない。」

これが1番でした。

シスプラチンは1番最初の治療で使っていましたが脱毛と吐き気が気になる副作用でした。

先生に確認したところ脱毛はない、吐き気は半分くらいはあるかもとのこと。

また腫瘍の壊死により発熱やお腹の痛みがあると。

このような情報から治療後の副作用はやっぱり少し心配だけど、最初の点滴の抗がん剤治療よりも楽なものと自分の中では思っていたのです。

でも自分にとっては辛い治療となりました。。ショボーン