先日母と妹が泊まりに来ました。
2か月に1回くらい泊まりにくるのが母の楽しみで、私と妹の楽しみでもあります。
ところが、今回は些細なことで母とけんかになり、母は泊まらずに帰ってしまいました。
私としては、全く悪いと思ってなくて、母が一方的に怒って帰ったと思っています。
(何に腹を立てていたのかは何となくわかっています
悪いと思っていないので謝る気もなく、後味の悪い思いだけが数日続きました。
そんなときこの本のタイトルが目に入ってきました。
「もう会えないとわかっていたなら」
もしもこのまま会えなくなるとしたら、最後にけんか別れなんて絶対ダメ
わたしが終活を通してみんなに伝えようとしているのはこういう事なのに
80歳を超えた母とはあと何回ゆっくり話せるのかわからない
自分自身も明日事故に会って、もう会えなくなるかもしれないのに
「もう会えないかもしれない」そう思って接するととても優しくなれる気がします。
いつかは必ず「別れ」が来る。そのときに後悔のないよう一回一回の出会いを大事にしようと思います。