こんにちは。

 

 いよいよ今週末(2024年4月27日)から、春の大型連休が始まりますね。今年は4/27~4/29と、5/3~5/6と二つの連休に分かれていますが、会社によっては10連休の所もあるのでしょうね。

 私は、ライフラインの仕事の性質上、どんなに頑張っても長期の連休は無理です。まあ、休みをどんだけ貰っても先立つものが無いので、仕事と、畑仕事の合間にちょっとでも休めれば、乗り鉄に出かけらればと思ってます。

 

 ・大型連休に便利なきっぷ

 

 大型連休に四国内を鉄道で移動したい場合、JR四国にはお得で便利な切符が発売されています。その代表的な切符が「四国グリーン紀行」ですね。

 

 

 23,000円で、4日間「JR四国線」「土佐くろしお鉄道」「JR四国バス(路線バス)」が乗り放題になる切符です。さらに、予め指定席券を取っておけば「グリーン席」「指定席」も何席でも乗ることができます。

 最大の魅力は「ものがたり列車」を含む観光列車にも追加料金なしで乗れる事です(伊予灘ものがたり フィオーレスイートを除く)。

 

 また、乗車日が誕生日月なら「バースディきっぷ(グリーン席用)」も、3日間ですが、15,000円で同じく乗り放題になります。

 

 

 大型連休では、多くの方がこれらの切符を使って、四国に来られているのをよくみかけます。

 

 ・指定席の確保は。

 

 一般的に、これらの切符を使って指定席(観光委列車含む)を取るには、みどりの窓口等であらかじめ指定を受け、発券しておく必要があります。特に「ものがたり列車」等は、残席が大きく変動するので、ひと月前から確保する方が多いと思います。

 

 ただ、移動の特急列車等の場合、時間が決まっておらず直前で取りたい場合もあると思います。その場合「みどりの窓口」や「みどりの券売機プラス(オペレーター対応)」で、取っている方が大半だと思います。でも、窓口で並んだり、券売機のオペレーターの待ち時間でイライラすることもありますよね。

 

 実は、「グリー紀行(バースディきっぷ)」の利用条件に

  • 駅のみどりの窓口、ワープ支店(香川中部支店を除く)又は「JR四国ツアーWeb申込み」でお買い求めいただいたきっぷは、JR四国の駅の指定席券売機で通算6回まで座席の指定が受けられます(7回目以降はお手数ですが発売箇所の窓口やみどりの券売機プラスのオペレーター呼び出し機能をご利用ください)。
 という項目があるのをご存知でしょうか。JR四国は、JR西日本のシステムを利用しているので、JR西日本の「6回までの指定席を取る」方法が使えます(ただ、「バースディきっぷ」の場合は、本人様用単独使用のみ可能(お連れ様用の併用は不可です))。
 
 ・実際に発券してみました。
 
 先日お友達が「バースディきっぷ」を買ったので、その切符を使って、実際に特急の指定席券を発券してみました。対応しているのは「みどりの券売機(プラスを含む)」です。琴平駅にある券売機で操作してみました。
 
 
 ①券売機の「お持ちのきっぷで 座席の指定/指定席の変更」をタッチ。
 
 
 
 ②切符の種類を入力
 「四国グリーン紀行」の場合は、「あ~と」、「バースディきっぷ」の場合は「な~わ」をタッチ。
 
 ③切符を入れる
 「バースディきっぷ」は本人様用のみ(1枚)しか入れられません。「四国グリーン紀行」の場合は、同時に人数分の切符を入れられます(席を同時指定できます)。
 
 ④切符を入れ終われば「投入完了」をタッチ。すると、画面が変わります。
 
 あと何回発行できるかが表示されます。
 
 ⑤駅名(出発・到着)、日付、時刻を入力します。
 
 
 
 
 ⑥該当の列車が表示されるので、乗りたい列車を選択します。
 
 ⑦列車を確認し。
 良ければ「確認」をタッチします。
 
 ⑧席種を選びます。
 今回は「グリーン車」をタッチ。
 
 ⑨座席指定方法を選びます。
 「座席表から選ぶ」を選択
 
 ⑩列車号車を選択します。
 グリーン席は1号車のみなので、「1号車△」を選択。
 
 ⑪シートマップから希望の席を選択。
 複数の切符を入れた場合、その枚数分の席を選びます。
 
 ⑫「確認」を押し、最後に「発券」ボタンを押して発券します。
 
 以上です。
 
 発券された切符がこちらです。
 
 右矢印の所に「指定席発行開始済」が印字されます。
 
 また、上矢印の所に★が印字され、何かい指定を取ったかが分かります。
 
 これなら、いちいち窓口に行かなくても移動用の切符の指定は取れますので、ご活用ください。
 
 なお、「バースディきっぷ」で、お連れ様用と一緒に指定を取る場合、7回目以降の指定を取る場合は、窓口の駅員さん、又は「オペレーター」さんにお願いして下さいね。
 
 ありがとうございました。