こんにちは。
4月ですね。四国では「四国アフターディスティネーションキャンペーン」が始まりました。
私の仕事も徐々に楽になりつつありますが、まだまだ自由に休むことは出来ない状況です。その中でも、4月2日(土)、3日(日)に久し振りの連休を無理やり取り、「ワープ高知」のツアーの参加してきました。
ツアーの記事は後日上げさせて頂きます。
今回は、3日の「伊予灘ものがたり おもてなし隊 #謎の一体感」で、「二代目伊予灘ものがたり」の3号車「陽華(はるか)の章 -Fiore Suite(フィオーレスイート)-」の乗ってきた話を先に書かせて頂きます。
当日は、あまりの感動で、ツイートも出来ませんでした。感動が残っているうちに書き記したいと思いました。
「2代目伊予灘ものがたり」については説明を省かせて頂きます。詳しくは、ホームページをご覧くださいね。
今回ツアーで、「双海編」に乗車できました。オプションで「個室利用(プラス4,000円)」があったので、個室プランを選びました。
幸いにも、ツアーの前に「大洲編」にも乗車できました。「大洲編」は2号車「黄金の章」に乗ったので、その比較等も一部していきたいと思います。
3号車「陽華(はるか)の章」
2名から8名で利用できる「号車貸切」タイプの部屋です。人数分の「乗車券」+「特急グリーン料金」の他、「グリーン個室室料(28,000円)」が必要になります。
「松山駅」~「伊予大洲駅」の場合、
運賃・料金(3,670円)×利用人数
個室室料 28,000円が必要です。
8名で利用すると、総額57,360円です。一人当たり、7,170円ですね。
2名で利用すると、総額35,340円で、一人当たり17,670円になります。
今回実際に利用してみると、8名でも決して狭くはないですが、贅沢に4名で使うのがベストなのかなが、私の感想でした。
そうすると、総額42,680円、一人当たり10,670円ですね。因みに、松山駅~八幡浜駅の場合、一人当たり11,000円になります。
1.車両、内装等
では、実際に乗ってみましょう。
あ、1号車・2号車の方は、入室(見学)も出来ませんのでご注意くださいね。新幹線の「グランクラス」と同じです。
車両の「松山駅」側が、3号車です。「双海編」「道後編」の場合、先頭車になります。前面展望を堪能したい方は、「双海編」「道後編」が良いでしょう。
↑3号車専用の入り口です。
↑専用のマットでお出迎えして頂けます。
↑ドアにも「FioreSuite」の表記とロゴが。
↑デッキの天井です。
一瞬「夜明けのものがたり」のライト部分かと思いました。
入って連結側が、2号車への連結部です。その境には、
↑「のれん」が掛かっています。
この「のれん」は、
創業200年を迎える、八幡浜の老舗染物店「地細工紺屋 若松」で、創業当初から続く伝統的な手染め手法でつくられた「のれん」だそうです。
車両端側にドアがあります。
↑ここから先は「個室乗客」以外は入れません。
ドアを開けて入ると、
↑カウンターです。その奥は「ギャレー」になっています。
振り返ると、
↑「初代伊予灘ものがたり」の車両先頭についていた、シンボルマークが飾られています。
カウンターの左側の通路を、奥に進むと座席があります。
↑天井は、アーチ形になっています。
↑通路左側は、大型の窓が広がっています。
↑通路右側は、鏡張りです。窓の風景が映っています。
一番奥まで進むと、海側に半円での座席があります。
※掲載の写真は、説明のため、順不同で載せてます。
↑テーブルの前は、鏡張りです。
この鏡が、良い演出をしてくれました。特に「桜」シーズンは再最高だと思います。後半にその写真を載せております。
客室に入って、振り返ると、
↑クロークがあります。この季節嬉しいですね。下には、小物の荷物も置けます。
↑先頭は、開けており、前面(背面)展望が、独占できます。
↑運転席後は、モニターが付いていて、背面展望が流れていました。今後、イベントなどでも使われると思います。
↑天井です。鏡張りです。
ライトは、一般席と同じく「みかん」をモチーフにしています。
↑山側の照明です。
室内の壁は「桜」の木が使われていて、桜小紋があしらわれています(あ、写真撮ってない)。
車内に入った時は、手前のカーテンは閉まっています。手動で上げようとしましたが上がりません。そこへ、アテンダントさんが…。
↑「リモコン」を出して、「電動で昇降します」と、教えてくれました。
使ってみると、感動的ですね。
座席番号が壁に見当たりませんでしたが、探したら、やっと見つかりました。
↑テーブル側面に貼られていました。さり気ない表記ですね。
足元は、靴を脱いで足が置けるようになっています。
↑「通風孔」には「🌸」の模様が。
↑二人掛けのソファーが4脚あります。クッションには、
↑さり気なく「伊予灘ものがたり」のロゴが。
↑入室時のテーブルの状態です。
テーブルマットは、布製で、
↑ロゴも貼り付けています。
↑1・2号車は紙製のマットです。
で、目を引くのが
↑専用冊子が置かれています。中は、乗ってからのお楽しみにしておきます。スタンプも押せるようになっていました。
なお、1・2号車には、
↑メニューが置かれています。
どちらの冊子の中には、
↑沿線マップが入ってます。3号車のは、ちょっと豪華な沿線マップになっていますよ。
3号車の、メニューは、
↑革張りの、豪華なメニューブックが、2席に1冊置かれています。
で、メニュー奥の照明の色は、「クリーム色」だったのが、
↑状況に寄って色が変わります(知らぬ間に「桜色」に変化していました。)。
2.出発後の様子です。
色々と写真を撮ったり、ワイワイ言っていたら出発しました。
出発後、皆の着席が落ち着くと、まず最初に「ウェルカムドリンク」が運ばれてきます。
最初に、コースターが置かれます。
↑木製の桜コースターと、紙製コースターです。
↑「ウェルカムドリンク」は、「甘平(かんぺい)ジュース」です。
↑脚元には、水引きが飾られていて、持ち帰り「栞」として使用して下さいとの事です。
↑お水は、ペットボトルではなく、どっかの(聞き逃しました)天然水だそうです。おかわり自由です。
その後、料理の提供です。今回はツアー料金に料理も入っていたので、提供されました。通常は、別料金で、4日前までに予約が必要です(今はネット予約もできます)。
「双海編」の料理は、「レストランからり」製、「愛媛 内子の里山」です。
2代目から、新しい弁当箱に替わったばかりなので、杉の木の香りが強く、とても良い香りがしました。
↑汁物(真鯛潮汁)
↑椀物(八穀饅頭)
とても美味しい料理ですが、車窓が素晴らしく、料理が進みません。「伊予上灘」到着時も、食べ終わっていない方もいて、全ての食器を降ろせなかったと思います。
私は、食後ソフトドリンクを注文しました。
↑「懐かしのくりーむそーだ ゆうなみ さくらシロップ」です。
また、お酒の飲める方は、「陽華の章」限定メニュー
↑「ラ・フィオーレ」カクテルを頼んでいましたね。
↑隣の「車内販売マニア」さんが注文したので、写真だけ撮らせて頂きました。味は知りません。
また、食後のコーヒーは、各自が好きなカップを選べるようになっています。
↑数種類のカップから、自分好みのカップが選べます。もちろん全て「砥部焼」ですよ。
↑私の選んだカップです。
また、フォトサービスでは、
↑専用のボードで撮影が出来ます。この日は「双海編 櫻編」になっていました。
↑2号車に乗った時の、記念撮影です。ボードが違っています。
フォトサービスはもう一つありました。
アテンダントさんが、車内のiPadで、各自撮影してくれて、紙焼きの写真をプレゼントしてくれます。今回は、ツアーでの参加だったので、集合写真にして貰いました。
これは良い記念になりました。
このように、「陽華の章」は、ただの部屋代だけではなく、サービスも行き届いていました。八名だけの限定空間なので、気を遣う事もありません。
ただ、通常のツアーの場合は、知らない方と同室になりますので注意が必要ですね。今回のツアーの個室利用者は皆顔見知りなので、とても楽しめました。
8名で割ると、3,500円が、高いか安いかは個人差があると思います。今回のツアーのオプション料金4,000円は、私は選んで正解だと感じました。
ちょっと特別感のある個室。皆様も是非ご体験ください。
3.車窓あれこれ。
最後に、ツアー時撮った車窓を載せておきます。大型の窓ガラスと、テーブルの鏡に映った風景をご覧ください。
↑これは、「前面展望」の写真です。
如何でしょうか?。写真の腕は、見逃してください。
後日、ツアーとしての記事を載せます。一部記事がダブるかもしれませんが、ご容赦ください。
ありがとうございました。